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いつもと変わらない日々

ことしの暖冬で例年3月下旬の父の命日に咲く白木蓮が満開になっている。

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暖かくなれば咲くのに何の不思議もなく、桜開花情報を毎日チェックしてヤキモキしている自分が馬鹿らしくなった。馬鹿らしいといえば万一コロナに感染した時のことを考えて(私はインフルエンザにも罹ったことがない免疫力の強い人間だから症状が出なくてウイルスをまき散らしてはいけないと思って)毎日の行動範囲を寝る前に確認していて、こちらも馬鹿らしくなった。今日は2m以内に接近したのは宅配便のお兄さんだけだった。この僻地でほぼ一日中機に座っている人間がコロナに感染したら、その他の人間も全員感染しているに違いない。
そもそも私は酷い閉所&人混み恐怖症で、普段から人が密集しているところ窓が開かないところが苦手である。都会で泊まるときは窓が開いてそれなりの広さがあるホテルを探すのにいつも苦労していた。この恐怖症は病気ではなく本能的な恐怖心であり、平気で密室の窓の開かない空間にいられる人の方が変じゃないかと密かに思っていたのだ。世間が苦労している今は私にとって普通の日々なんです。
というわけで、今年は花見も自重する人が多いだろうから久しぶりに醍醐桜を見に行こうと思っている。もちろん人混みが苦手だから明け方の人が少ない時間を狙って朝日に匂う桜を鑑賞するのだ。それまで窓の外で寛ぐ猫の姿を鑑賞しながらお仕事に励むとしよう!

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4月10日追記--------兵庫県緊急事態宣言により花見は夢と消えました。。


赤穂緞通工房ひぐらしg wrote 

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