新歓ブログ⑤

みなさんはじめまして!柔道部新2年の北村颯介と申します。

初めに、合格されたみなさんおめでとうございます。大学生活を目一杯楽しんでください。諸手続きや履修登録は入試くらい難しいので、困ったらテント列でも、道場でも駆け込んでください。お手伝いいたします。

今回は僕が一年を通して感じた柔道部の魅力を3点に分けて紹介したします。

1. 初心者でも始めやすい!
柔道と聞くと、坊主頭のでかい男たちのイメージが湧くと思いますが、東大柔道部はそういう柔道部とは少し違います。なにせ、オリンピックなどで使用されているルールと違うルールで柔道をしています。寝技主体のルールなので、ブラジリアン柔術に近いです。実際柔道部には初心者から始めた人もたくさんいますし、私も中高は柔道部だったもののめちゃくちゃ弱かったので、実質初心者のような状態で始めました。初心者の人もちゃんと強くなれますし、黒帯もとれます。柔道黒帯は履歴書にもかける資格なので、プラクティカルなメリットもあります。さらに、最近ブラジリアン柔術は近年アメリカを中心に人気が高まり、その勢いはとどまることを知りません。大人でも始めやすい格闘技として、岡田准一さんや多数のハリウッドスター、またイーロンマスクやマークザッカーバーグも柔術を趣味としています。海外の人とも話の種になるスポーツです。初心者が始めるには打ってこいの部活なわけであります。ぜひ練習を見にくてください!

2.体を動かすのが楽しい。
柔道部のいいところは、全スポーツの中で一番対戦相手との距離が近いところです。相手に抱きつき、押しつぶされ、手足が絡まりまくります。合法的に人とこんなに絡み合えるのは柔道だけです。ふざけているわけではなく、人と組み合いたいというのは、生き物としての根源的欲求であります。野生動物がじゃれあって遊ぶように、人と体を絡めあってのしかかり合うと一種脳内麻薬が出るようです。僕もその快楽に飲まれて今の柔道を続けております。詳しくは以下の記事をお読みください。東大でも教鞭を取られている大久保街亜先生の記事です。理科生は人間行動基礎論という科目を取ると授業を受けることができます。あまり知られていない楽単なのでぜひ受講してみてください。

じゃれあう以外にも床での動きが上手くなります。僕は男子校出身で、高校時代は眠くなったら床で寝ていたくらい床が好きなのですが、大学に入ると、そういうことができなくなりました。みなさんも広い草原で寝転がりたくなったことがありますよね?なんと柔道部では好きなだけ床で寝転がれます。しかも床での動きのバリエーションが増えます。朝起きて布団から華麗に立つことができるようになりますし、僕は最近、ベッドの近くの壁にある電気のスイッチを足で押せるようになりました。


遠征先での北村と吉野

ちょっとふざけたことを書き過ぎてしまいましたが、柔道は全身を伸ばして力を入れて使うので本当に体の動かし方が上手くなります。めちゃくちゃ楽しいので、ぜひ体験しに練習に来てください!


3.お金がかからない
僕も、他の部活の人と会話していて最近気づいたのですが、柔道部は運動系のサークルや部活動に比べて圧倒的にお金がかかりません。僕は水道が止まりかけたくらい金欠ですが、柔道部は続けられています。歴史が長い部活なのでOBの方々からの支援が豊富で、一年生は練習の後のご飯がタダで食べられます。またOBの方との食事会もしょっちゅう開催されます。そこでは高級料理が食べられ、政治家や社長などすごい方々のお話を聞けるのでいい経験になります。歴史が長い部活の強みですね。


OBの方のパーティーの様子(古川さんと吉野)

いかかだったでしょうか。最後に書き忘れましたが、柔道部はとってもアットホームな部活です。キラキラはしていないかもしれませんが、陰キャにも優しい過ごしやすい部活です。それが何よりの魅力かもしれません。キラキラがよければ、みなさん新入生でキラキラにしてくださいお願いします。部室にはめちゃくちゃ漫画もあります。成績がずば抜けていい人も、留年しそうな人も仲良くやっています。履修の手伝いもしますので、ぜひ一度練習に来てください!


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