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レポ16:美保関灯台(2018/7/16)

今回訪れたのは"山陰最古の灯台"である、島根県松江市の美保関(みほのせき)灯台。同じく島根県出雲市の出雲日御碕灯台と双璧をなすエリート灯台の昼と夜の顔を覗いてきました…

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年々その数を減らしている灯台を護るため、灯台病の記者が灯台訪問の魅力などをお伝えする『全国の灯台巡礼レポ』。灯台マニアの方のみならず、灯台のある風景を通じて地域の魅力を再発掘したり、地元の原風景を護りたいと願う地元の方々にも参考にして頂ければ幸いです。

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◼️レポ16:美保関灯台(2018/7/16)

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島根県の東端にある岬の地蔵崎。航海で海の藻屑となった船人の供養に、波打ち際におびただしい数の地蔵菩薩が建てられたことに由来します。

また、古くから「美保之碕」と呼ばれ、出雲国風土記の国引き伝説では北陸地方から引いてきたものと伝えられています。

近隣の美保関港は、いたって平穏そのもので、気持ちの良い時間がゆったりと流れています。

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港の近くには美保神社や青石畳通りがあり、古き良き時代の趣をそのまんま残している感じです。是非ともゆっくり散策して頂きたい。

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美保関灯台へはここから車で15分程度で着ける場所にあります。

この日は海の日で、かつ2018年が灯台150周年記念イヤーということで、美保関灯台の一般公開日でした。まあ、それを狙って行った訳ですが。

満艦飾で鮮やかに彩られていますね。

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一般公開日特典で、灯台内部に入れていただきました。灯台内部の階段入口にある〒マークは、かつて灯台が逓信省管轄だった時の名残です。

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頂上から臨む景色はまた格別です。

眼下に見える鳥居は、美保神社の境内として扱われているとのこと。

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照射灯が照らす岩礁も、見えました。

この照射灯は約370m先の「地之御前(ちのごぜん)」を照らしており、この岩場と約4km先の「沖之御前(おきのごぜん)」は美保神社の御祭神であるえびす様の釣り場として伝えられています。

ちなみにかつては「御前」と書いて「みさき」と読んでいたそうです。船乗りたちは「みさき」を動かない目印に航海し、安全を護ってきました。

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美保関灯台のレンズは小さいけど、担う役割は大きいです。

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ちなみにこの灯台は夜に訪れても楽しめます。

この時期は半円形の付属舎で、いさり火ビュッフェという企画を行なっており、窓辺から遠くの沖合いに目をやるとのいさり火がとても美しく光り輝いていました。

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またビュッフェを出た所にある展示室には、初代美保関灯台で使用していた第一等フレネルレンズが設置されており、迫力満点です。

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村上 記

年々その数を減らしている灯台を護るため、灯台を訪れる魅力などをお伝えするプロジェクト。灯台マニアの方のみならず、灯台のある風景を通じて地域の魅力を再発掘したり、地元の原風景を護りたいと願う方々の想いを大事にしていきたいです。