天気 晴れ 気温18℃ 風速 南南東2m（最大3m） 小潮 水温19度(ボトム19度)

前回、鳥取港でのナイトアジングではもしかしたら小型しか会えないかも、と感じることが起こったので、

今回は、ちょっと趣向を変えて夕まずめの船磯港でアジングに挑戦です。

フグだらけ((( ；ﾟДﾟ)))

この港は通勤途中にあり、仕事帰りに道路上から状況を眺めることができます。このため、ここしばらくはサビキの人がたくさんいるのを見かけてましたので、もしかしたら夕まずめに大きなチャンスがあるのかもって思ってました。またここは近県の人や常連組が早くに場所取りをしてしまいますので、こちらとしても早めに現場に入っておく必要があります。

現場に到着したのは午後4時。もうこの時間からすでにベストポジションは埋まってしまっており、ちょっとした隙間を見つけて取り敢えず場所を確保します。まだ日は高いですが、デイゲームが成立するかもしれない、なんて考えてひとまずキャストしてみました。するとあたりとも何とも言えないコツコツした感じが続けて起こります。嫌な予感がしてワームを引き上げてみるとボロボロになってました。海面を見ると、いたるところにフグが！

隣のサビキの方を見てみると浮きを引き上げてしまい、釣りさえしていません。確かにこれほどたくさんフグが浮いているのを見るのは初めてかな、と思えるほど湧いており、釣る気がなくなります。とはいってもどうしようもないので、ボトムにアジが入り込んでいるかも知れないと考え直してボトムをとってみても当りなし。多分アジはまだ入ってきていないのでしょう。仕方がないのでジャコイチを投げてフギング(?)をすることにして夕まずめまでの時間を潰すことにしました。

ところがこのフグたちはジャコイチを追いかけてつついて来てくれるものの、ギリギリのところで見きってくれますのでバイトに入った瞬間を目で見て合わせるという技が必要になります。

「これはこれでちょっとおもしろいな」

と思いつつ遊んでいると、わりと良い位置にいらしたサビキさんが、あまりの状況に諦めてしまったのか、予定の時間が来てしまったのかはよくわかりませんが、なぜか帰ってしまいました。チャンスなのでするするとその場所に入り込み、フギングを2回成功させた後で今度はガシラさんをジャコイチで狙ってみることにします。

会いたい時に会ってくれる優しい恋人のようなガシラさん。サイズは小さいけど。

夕まずめ到来！

そんな感じで優しい恋人に遊んでもらっているうちに夕まずめが到来です。常連さん達の会話から漏れ聞こえた「18時半からが本番じゃ」という18時半きっかけにアジが到来です。まず僕の右手のサビキさんに当たりが出て、次に僕です。よほどアジたちが腹ペコなのか、アミもワームも関係なしにがつがつ食ってくれます。そして僕の後は左手のサビキさんが釣れ始めます。群れが通過するのが手に取るように分かります。

その後は左手のサビキさん⇒右手のサビキさんという感じで、群れが行ったり来たりしています。何度か群れが通り越すのを見て分かったことはアジの通り方がＬ字型の港の壁に沿って動くために壁に並ぶサビキさんが順に釣れます。なのでサビキさんが釣れるタイミングに合わせてしかるべき場所へカウント25までジグヘッドを落とす必要があります。なかなかにテクニカルですが、スポーツ観戦などでウエーブに参加するような、ハンドベルを自分の番になったら鳴らすような、そんなタイミングを合わせる楽しさがありました。

その後タイミングを合わせて２回釣り上げたところで、なぜかラインが高切れを起こしてしまい、まだ時合いは続いていたのですが、僕個人はゲームセットとなりました。まぁ、刺身サイズが釣れたので良し、とします。

それにしても今季初の夕まずめでしたが、非常にアジの活性が高く、少し驚きました。サビキさんのいる横では釣りにくいことも多々あるのですが、これほどバクバクと食ってくれるのはありがたいです。しばらくこれが続くといいなぁ、なんて思います。

〇今回のセッティング

・ジグヘッド:アジスタ0.8→1.0g⇒0.6ｇ(釣れたのは0.6gのみでした）

・ワーム:エコギア　アジマスト2インチ　UVシルエット　ブルーFlk

・カウント:25。一定レンジをさびいてからの動きの変化で当り多かったです。

ほんと久しぶりだね。また釣れるといいね。

というわけで釣れたアジに感謝しつつ、いただきます！