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時間迷子、あえて待ってる理由


この世界、みんな止まらずに進み続けてる。止まるって怖いよね。自分が遅れるって思うから。でも止まってる方も怖いんだよ。あまりにも止まりすぎると、もはや歩き出し方が分からない。もはや宇宙すぎて。道さえ分からない状態。つまり迷子なのだ。
誰かヘルプミー状態。それを世の中厳しい人は甘えだと言うけど。全然甘くない。むしろソルト。塩っぽい。つらい。
誰かが見てる世界と、本人の世界にかいり。自分意外分かってくれない状態。

時間を止めてる人たちの証言。
『動けない。動きたくても・・・』
彼女たちはいつも傷つく。考えすぎて・・・『赤ちゃんでさえ、前に進むのに』
『だいぶ年下の人に抜かれた』
もうね、年齢と歩き方をつい比べてしまう。
『自分なんて。私なんて・僕なんて』

こういうとき救世主求む!!
『ボクひとりじゃ怖いから、一緒に歩いてくれませんか??』
言われたいセリフ。すぐ立ち上がって、歩きます。そう時間を止めてる人は、意外と簡単に動いてしまう。ただ一人で歩くのが怖いだけの人なのだ。やさしい人が大好きで、エネルギー回復が意外に早い。
『私にはあなたが必要です。一緒に歩いてください』
もうこう言われたら、メロの世界だ。簡単にメロメロ。だってこんな人めったにいないから。逆に考えると、それができる人かなり地球上で需要があると言えます。
だいたいの人は、恥ずかしくて言えない。だから相手に求めてしまう甘い言葉を。勇気ある言葉を。

それで時間を止めてる人たちは、一緒に歩いてくれる人がいるだけで歩ける。簡単な魔法である。
『ひとりじゃないから、怖くない。』
『ボクって歩けるんだ』
自分でも感心してしまうほど、歩ける。あんなに長かった時間が、いとも簡単にカラフルになって時間が始まる。待ってる時間って長いよね。でも時間を止めてる人は、つい誰かが来ることを願ってる。
自分でも分からないんだけど、誰かが自分に来ることが分かってる。だからそれを待ってる。ややこしいサイクル。
自分が待たないと、その人と出会えないから。自分が先に歩いてしまったら、人生が交差しないから。

時間を止めてる人たちがいる。待ってる人たちがいる。あえて時間を止めてる人たちもいる。早足であの人に会いたくて歩く人たちもいる。自分じゃ分からない領域すぎて。
もう生まれてくる前に、もはや決めてるかも。だから止まってる人も自分を責めなくてもいいんじゃない?

綺麗な虹が出てくるのは、雨が降ったあと。つまりそういうこと。今雨なだけ。あなたを待ってる人がいるよ。きっと手をつないで迎えに来てくれるから!!大丈夫!!!

今日の1曲


マイネームイズ:ミッケ。 今迷ってます。さまよってます。 なにか今おいしいものが食べたいです。