お詫びと感謝と

ご無沙汰しております。

皆さまの前から姿を消して、もう何年経ったことでしょう。
最近になりようやく心の整理がついてきたので、こうして筆を取りました。
実際はPCのキーボードですけどね。

休みがちだったのでお気付きの方もいらっしゃったと思うのですが、藤堂はシナリオライターとしてのスランプから立ち直れず筆を折りました。
一度は克服したと思ったのですが、根は深かったようです。
お世話になった方々に、なんのご挨拶もせずに隠れてしまうくらいには病んでおりました。
あ、クライアントにはお断りして辞めてます。

今が回復したというわけでもないのですが、こうして文章を書けるくらいには回復したようです。
一時期はツイートの文章すら書けなくなっていましたので…

何が原因かというと色々あるかと思うのですが、今になって考えてみると、仕事に関して間違えたのだと思います。
使い捨てにされていると文句を言いながら、自ら使い捨てになっていたことに気付いていなかったんですね。

もっと丁寧に、仕事と向き合うべきでした。

それでも、こんな私の書いたシナリオを好きだと言ってくださった方、
右も左もわからなかった私を導いてくださった方、
ことあるごとに気にかけてくださった方、
話し相手になってくださった方など…
個別にお名前をあげることは叶いませんが、感謝してもし切れません。

最近になってようやく、あの頃の思い出が楽しく輝いたものになりました。
まだ少し、乙女ゲームを避けてしまう自分がいるものの…

いつか復帰出来たらという思いも抱えておりましたが、最近ではそれもなくなり、そのことによって思い出として扱えるようになったのかもしれません。

今は別業界でそれなりに元気でやっております。
一応クリエイティブ系ではありますが、こちらでは褒められなくてもモチベーションが保てるので、これが私の天職なのかもしれません。

藤堂梅としての復帰はまだ考えられないのが現状です。
先のことはわかりませんが、復帰出来るとも思えないのも本音です。

いつか、本当にいつか、
気まぐれにここに来てお話を書ける日がくることを願うような願わないような…

最後になってしまいましたが、ご迷惑ご心配をおかけして、また、このような形でしかお詫びすることが出来ず申し訳ございません。

楽しい思い出をありがとうございました。

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