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裏方のあれこれ

『幕間ダイアログ』終演!
お越しいただいた皆様、そして関係者の皆様には心より御礼申し上げます。
ほわです。

この度の公演、ほわは諸事情により不参加の予定でした。
私生活との両立がちょっと難しそうだなあ、という状態になってしまいまして。
どうしたものかと大木さんに相談したところ、「できる範囲のことを無理なく」という形で関わらせてもらいました。


ポスターの絵を描いたり


パンフ作ったり


パソコン作ったり

などなど。
いずれも公演メンバー皆さんの協力無くしては完成に至らぬものばかりでした。
特にパンフ。
対談やらコメントやら、稽古や裏方作業で忙しい中で対応いただき、ただただ感謝するばかりです。

せっかくなので、作った物に関する裏話的なことなど。

・パンフレット
代表・大木さん、制作・佐光さんからは「映画のパンフレットのようなものにしたい」というオーダーでした。

自分はあまり映画のパンフレットを買わない人間でありまして、『クレヨンしんちゃん』や『ゴジラ』シリーズの映画パンフを子供のころに買った記憶くらいしかありませんでした。
その時の「こんなコーナーあったな~」というおぼろげな記憶がベースとなっておりますが、流石にそれだけを頼りに作っていくのは心許ないものがありましたので、他の映画パンフをいくつか参考にしながら作業にあたりました。

当初は『スタンド・バイ・ミー』のパンフレットをオマージュしようと考えていたのですが
盛り込むコンテンツとの兼ね合いで色々といじくり回した結果、今の形に。
全体的に白いのはその名残です。(スタンド・バイ・ミーのパンフも白いのです)

表紙は、佐光さんがチラシ用にデザインしたものをほぼそのまま流用させてもらいました。
最初は違う案も作っていたのですが、中のページとの統一感を考えた結果、これ以上に合うデザインが浮かびませんでした。

「映画パンフってこんな感じだよね」という印象を持ってもらえるように、なるべく尖ったことはせず、ごくごく一般的なデザインを目指しました。

・ポスター
『パルプ・フィクション』と『スタンド・バイ・ミー』を担当しました。
実は絵を描いた時点ではパルプ・フィクション未見でして。
描くならちゃんと元ネタを見てから描こう!思ったのですが、諸事情により全編じっくり見る余裕がなく、ダンスシーンだけを繰り返し見て描きました。

人物に黒の面積が多かったので、「明度低めの赤なら合うだろ!」という超安易な理由で配色しました。
他にも2パターンほど案がありましたが、最終的にこちらが採用。
他の絵と並べても、いい感じに馴染んでいたのではないかと思います。
(ひとえに、総合美術・永見さんの裁量のおかげです。感謝)

・パソコン
図書館に置いてある感じの、ちょっと古~いタイプのパソコン。
段ボールで骨組みし、ボンドで接着して作ったのですが、あまり安定せず接着部分がグラグラ…。
最終的にビスをねじ込んでなんとか固定。
段ボールにもビスが使えることを、この時に知る。
また何か作るときに活かしたいですね。

自分の関わった制作物が舞台に置かれているのを見た時、お客様の手に渡った時、この公演に参加できてよかったと心から思いました。
裏方、楽しいですよ。
興味のある方はぜひ。(さり気ないメンバー募集)

それではまた次の公演で。

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