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JICA事務所でのオリエンテーションがスタートとローカルフードデビュー #DAY3

セントルシアに到着2日目、朝4時前くらいからばっちり目が覚めた。寝たのは夜12時くらいだったのに。緊張?いや違う。ジェットラグ、時差ボケというやつらしい。これなんだかんだで2週間くらい続くようだ。しんどいというより、断続的に眠気がやってくる。

スタッフの人もそのあたりの事情はわかっているから、話の途中で眠くなってしまっても仕方ないということだった。日本でも時差ぼけ関係なく退屈なミーティングで寝てしまっていたぼくとしては、この眠気が時差ぼけによるものなのか、平常運転なのか判断がつかないところではあるが、良い言い訳を手にしたということは確かなようだ。

お昼に近くのフードコートでラムシチューを食べた。

バナナ、豆、コメ、サラダ、コーン、マッシュポテトの上からラムシチューをかけている。660円ほど。かなりの量があった。お腹がパンパンで午後からのオリエンテーションの眠気に拍車をかける。

味は、見た目は決して美しいとはいえないが、かなりおいしい。ラムは良く煮込まれていて柔らかく、もちろん臭みなんてない。コメもそのままでも悪くないがシチューと絡めると双方の味が引き立って抜群においしかった。

昨日の欧米人向けのレストランはいったい何だったんだと思わざるを得ない。ほんのり塩味をきかせた薄味がカリビアンスタイルなのかと思ったのに。

写真では少し見にくいが左のコメの下側に濃い黄色のやつがバナナ。

これがまた味が濃い。最初、サツマイモに似ていると感じたが、この濃い重い甘味はむしろ、ドリアンに近いのかもしれない。もちろんドリアンほどの濃さはない。マイルドで食べやすい親しみやすいドリアンと言ったところか。まあ、ドリアンのあの臭いに耐えてどれだけの人が食べたことがあるかという話だけれど。

それで、昨日からずっと思っていたことなんだけれど、セントルシアはとてもきれい。

ゴミが基本的落ちていない。全然日本よりきれい。

空港からずっと風景見つつロードサイドを眺めていたけれど、ほんとにない。もちろん少しゴミが落ちているところもあるけれど、それでも日本よりきれい。

途上国といえばアジアの雑多なカオスな雰囲気でゴージャスなホテルの敷地を一歩出たら…みたいな感じではない。

ローカルフードのごちゃごちゃした見た目とのギャップが激しい。

気候も、1月から5月までは乾季、6月から12月が雨季となっていて、今は気温が28度ほどだけれど湿度がない分、過ごしやすい。

スーパーで値は張るがパスタもチーズもサラミも手に入る。

環境はすごく良い。

明日は危険エリアのオリエンテーションがある。立ち入り禁止エリア、泳いで良いビーチだめなビーチなど。

ここカリブ地域は麻薬のアメリカまでの輸送の経由地となっているようで、ギャングが少なからずして、ちょくちょく銃撃戦が行われているようだ。

JICAスタッフも安全と言われているエリアで先月上旬強盗にあって手荷物全部奪われるという事件も起こっている。

眠気と、頭お花畑な気分が一気にふっとんだ。

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