見出し画像

協力隊の懐事情とセントビンセントの物価#DAY61

電気代とWi-Fiの請求書が届いた。

やっぱり払わなあかんのかー、先月来なかったからひょっとして払わなくて良いのでは?家賃に込みなのでは?って期待してたんだよなー、そんなわけないかーと思いつつ、いくらかのかと値段を確認すると、電気代約3,400円。

先輩隊員が1人暮らしなのに月6,000円くらいする、今月は8,000円超えてたと言っていたのでびびっていたけど、ぼくの部屋はこじんまりしてるし、ドライヤーも電子レンジもないからこんなものなのかもしれない。現地の人でも3,000円くらいと言っていたから、ぼくの使用料はそうでもないのだろう。たぶん、温水シャワーを使う分が現地の人との差なんだろうと思う。普通は水シャワーのようだから。

それでWi-Fi。これは月4,000円くらいと聞いてたのだけど、びっくり7,000円!

ぎょえー!!まじかよ、あのクオリティで?!

って思ったんだけれど、よくよく見ると2月分もセットだった。

だから1月は3,700円ほど。いやぁ、でも高い。

ガス代はプロパンガスのタンク事に請求でこれは1つ1,600円ほど(2~3か月は持つらしい。)

水道代は家賃に含まれるはずで、その家賃はJICAが負担してくれる。

青年海外協力隊は給料はないけれど、現地生活費というのが3か月に1度支給されて、その中から光熱費とケータイ代(プリペイド)を払ってやりくりしないといけない。

で、その生活費っていくらもらえるのよ?って話なんだけれど現地の平均収入より少し多めにもらえるようにはなっているらしい。(※これは定期的に見直されたり、制度が変わったりするので最近制度が変わったから現在の基準は隊次が違うから知らない。前者はきっと物価調整)

セントビンセントの平均月収は4万円から6万円くらいと言われている。

ぼくが受け取っている生活費もだいたいその程度だ。

その中からぼくの場合毎月約8,000円ほど光熱費で消えていくことになりそう。今は気温が30度近くでも風があるから比較的大丈夫だけれど、暑くなればファンを回すだろうからすると電気代は跳ね上がるだろうな。

ほんと日本と変わらないか場合によっては日本より高いくらい。

外食は、ランチでしっかりしたやつなら800円は平気でする。ぼくはいつも200円くらいの粗末なのを食べてるけど。

それで、ぼくが以前、卵が1ダース400円くらいするだの、野菜が高くて買えないとか少し騒いでいた理由がわかってくれたかと思う。

うまくやらないと破産してしまう。

今は、ペースがつかめてきて、自炊をちゃんとやればある程度はゆとりある生活が送れることがわかってきたけれど、あらゆるものが高いくせに貧相なこの国では家電もしょっちゅう壊れるようだ。先輩隊員は冷蔵庫を何度か修理してたりだとか、水道が破裂して床上浸水したとかいう悲劇に見舞われていたりする。

そうなってくるといったいどれくらいの費用が必要なのかわからない。というか冷蔵庫が壊れたら、少なくとも冷凍庫の中のものとはサヨナラしないといけない。出費がかさむ…。

病院に行こうものなら大変だ。だって保険はあるけれどまずは全額支払わないといけないから。窓口段階で3割負担のみとかいうわけではないのだ。

そして個人的な事情なんだけれど、セントルシア滞在中にぼくの差し歯がぶっ壊れた。

チキンにかぶりついてるときにやたら骨が多いなと思ったら粉々に砕けた自分の差し歯の成れの果てだった。

絶妙にかっこ悪いからなるべく早めに作ってほしいんだけれど、それがこの国でできるかどうかわからない。そしていくらかかるかも。

その費用を捻出しようとせっせと節約に励んでいるのだけれど、そもそも日本同等の水準のちゃんとした歯医者はこの国にいるのかな…。

サポートはいつでもだれでも大歓迎です! もっと勉強して、得た知識をどんどんシェアしたいと思います。