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いまどんな人がどんな起業をしているのかVol.18


ハイライト


起業家というのは、経済においてとても重要な役割を担っている。経済を牽引する存在としても安定させる存在としても。彼らのチャレンジ精神がイノベーションや新産業、雇用をもたらし、経済成長と競争を促進する(by CSIS)。

という前提を、ぼくのようなスタートアップエコシステムビルダーたちは共有している。それで、ビジネスインサイダーの少し面白い記事を読んだ。データの羅列みたいな記事なんだけれど、へぇーと思った。

アメリカの昨夏の調査で、労働世代の実に5人に1人が起業しているないし、起業経験があるという。そして、2023年1月~3月に創業した事業者の49%は女性なのだそうだ。4年前はこの数字は29%だったというから激増している。

また、新規創業者の28%が外国生まれなのだそうだ。この数字も20年ほど前から比べると倍近くになっている。

もちろん創業者のみんながみんなスタートアップというわけではない。小売りやホスピタリティ系が28%を占めているし、半分以上の起業家は自己資本のみでビジネスを始めている。さらに31%は初期費用なしでビジネスを始めている。

4人に1人は正社員の身分のまま起業しているし、5人に1人はパートタイムの仕事を持っている。

新規創業者の22%は何かしらAIツールを活用しているらしい。そして、半分以上の事業者はリモートワーカーを雇っていて、35%のビジネスはそもそもリモートで運営されているらしい。

このトレンドは日本でも似たようなものだろうなと思う。
リモートワーカーが多いというのも、地元にはいない人をネット経由で採用して、なんだったらフルタイムである必要すらない。

昔に比べれば、低リスク、低コストでどこでも起業ができるようになっているということが言えるのかもしれない。

起業者数が増えているのは、記事内では「パンデミックの時に経験した雇用不安と失業緩和に伴う労働市場の変化で、たくさんの人が実現可能なキャリア選択のひとつに起業が入ったのではないか」と述べている。

それでも創業からの5年後生存率が5割(2018-2023)というのは、やはり厳しい世界だよなと思う。

最近知ったのだけれど、ぼくのド田舎に住んでいる叔父も、自分が作った農作物を小規模ながらメルカリで販売している。定年後に個人事業主になっていた。もともと会社勤めをしていたときから農業はやっていたから個人事業主ということでもないのかもしれないけれど、DXではある。

インターネットが届かないところに住んでいる人という認識だったのに、知らないうちに世の中は変わるんだなと。

読書記録/読み物記録


読了。良い。場合分け、言語化がんばる。

承認される機会の少ない人ほど、職場で面倒臭さを発揮しがち。だからこそわかりやすく「褒める」「お礼を言う」「驚く」とかが大事なのだ。

細かいことばかり言う人は結果だけで評価される組織になると、実力のなさが露呈してしまうため、「こうしなさい」という形式にこだわることに命をかける

働き方改革もわかるし、労働基準法もわかる。だけど、著者からのメッセージに「深夜だから答えられない」とか「週明けにお答えします」といったやり方をして、信頼を得られるだろうか?こちらの求められるものをそれでも相手がくれると思ったら、大間違いだ。

「こいつのためだからあと1回書き直してもっといい本にしよう」と思ってもらえるか。宣伝のために走り回ろうと思ってもらえるか、そこが結果を分けるのだ。徹夜で書いてくれている著者がいるのに、それも知らず「締切になりましたので原稿をよろしくお願いします」とだけメールする人もたくさんいる。相手は寝ないで書いているのだ。こっちも寝ないで併走する。少なくとも、そんな雰囲気を出す。

What I did in week18 (4/29-5/4.2024)


  • CPA:今年全科目合格!

    • 1月、2月、3月の目標未達

    • 4月全負け。事実上進捗なし。

    • 5月

      • もくもくとやる。

      • 時間術の本を買った。ブーストできればいいなと思っている。

  • 英語

    • Blog: 英文ブログ週1回は更新

      • done!

    • : 月1冊は洋書ないし英論文を読む

本当に少しずつ読み進めている。たぶん読了には半年くらいかかると思う。かみしめながら読んでいる。

生産性を上げようとみんないうけれど、機械化で生産性が上がって、より多くのものを短い時間で生産できるようになって、より多く売れるようになって…みたいなことになっても基本的には雇用は増えないという不都合な現実がある。

実は、景気が良くて大卒や高卒の雇用や賃金上昇もそれに応じてガンガン増える!モデルっていうのはかなり限られた事象で、アメリカなら20世紀初頭のフォードやGMの時代、大量生産大量消費の始まりの頃の話になる。

その事例だって永遠には続かない。機械化され、その次はアウトソース。海外に生産拠点を移してしまって、雇用を生まないどころか減ってしまっている。じゃあ、機械化や海外生産拠点に反対すればいいかというとそういうわけにもいかない。ひとつの会社が抗ったところで、トレンドは変えられない。流れに乗り遅れて、効率化できなかったその会社が潰れてみんな不幸になってしまうだけだ。

じゃあどうするか。学び続けるしかない。その時々で必要とされる技術をみにつけて必死にキャッチアップするしかない。生き残るために。

実際、フォードやGMの工場で起こったこともそれに似ている。機械化・自動化によって、より少ない人数で多くの車を作ることができるようになって、車市場も成熟してくると、同じ車じゃ飽きてしまう、他人と違ったものがほしくなる。ということで、カーデザインや塗装、カスタマイズ、ニーズ調査という新しい仕事・職種が生まれてきたという。

ぼくも無職→営業職→マーケティング→PM/イノベーションマネージャーと職種は変遷してるし、ぼくが学生の頃は聞いたこともなかった類の仕事をしている。だから、なるほどと思いつつ、スキルセットが異なるわけで、ライン工からのキャリアパスがあるわけでもないので、難しいよなぁと思う。ぼくだってかなりたまたまだし、いまの仕事だっていつまであるかわからない。

社会から「雇用」という形態は減っているのか、それは健全なのか、そもそも雇用や正社員という概念はここ70~80年の話で、この時代がある種異常だったのか、そもそも雇用になにをぼくたちは求めているのか、などいろんなことを考えながら読んでいる。

  • Workout / diet : 今年中に70kg代へ!

    • 1月末までに90kgきる。92kg→89.7kg目標達成

    • 2月3月の目標2kg落とす。未達

    • 4月:89.8kg→ 89.3kg→89.0kg→88.0kg→87.8kg 目標達成!

      • Sun. 100 squats 

      • Mon. 100 squats

      • Tue.  100 squats

      • Wed.  40 squats

      • Thu. 50 squats

      • Fri.  40 squats

      • Sat. 0 squats

GWは外泊で食事管理がアウトオブコントロースでチートデイズになってしまったので体重は88kg代に戻っているけれど、これは一時的なものだと信じたい。5月も -2kgを目標にゆるく減量を行っていきたい。

余談: お金が返ってきた!/連休中は更新が遅れがち


戻ってきた!黄泉の国からお金たちが返ってきた。続け!お金たち!

3月末に友人にお金を貸したのが約束通り返ってきた。心の底からもう返ってこないものだと思っていたというか、そのお金を計算に入れてなかったので素直にうれしい。家計に余裕ができた。まあ、返ってきたからといって、ぼくの消費行動に差がでるかというと出ないので、別に変わらないといえば変わらないのだけれど、口座に貸した分が返ってきて増えているのを眺めるのは良い。

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毎週日曜日にこのウィークリーレビュー(?)を更新しようと思っているのだけれど、先週は月曜日になり、今回に至っては火曜日になってしまっている。これは連休という言い訳なのだけれど、ルーティンができていれば問題ないわけで、つまりはルーティンが確立していないということになる。大いなる反省。

けれど、ここまでよくも考えずとりあえず始めてみるということからスタートしてみたけれど、習慣化できてることできてないこと、可視化してよかったことなどいろいろ感じ始めている。四半期ごとにこの営みの振り返りをしてみてもいいかもしれない。

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