見出し画像

第2外国語なに勉強するのが良いのか聞いてみたんですよ

近い将来、国際開発の仕事がやりたいと思ってるので、専門性があることと英語をマスターするのは前提として、その職を手にする確率を上げるためにもうひとつ言語(≒ 国連公用語)できるようになった方が良いよという雰囲気がそういった業界で働くことを目指す人たちの中にはあります。

そんなわけで、いろんな人に話を聞いてみた(N数<10)んです。いまのところの結論、別になんでもええやろです。この言語がコスパ良いですよ、みたいなのはなかったです。人によるし、専門性にもよります。

※独断と偏見に基づきますし噂レベルの域をでませんし情報の真正は一切担保しませんのであしからず。

フランス語

実際に業界にいる人に話聞く前は、フランス語なんだろうなあと思ってました。開発の大学院行った人も感覚的に9割くらいフランス語フランス語言ってたので。

で、聞いてみると教育系のキャリアを歩みたいのであればフランス語らしいです。教育分野の国際機関はフランス語圏にある(OECDとユネスコの本部はパリ、教育統計はモントリオール(フランス語圏カナダ)などなど)しフランス語圏アフリカの教育がかなり遅れている(≒職の需要がある)し、アフリカの教育の分析をやってる機関もフランス語のセネガルにあります。

加えて、教育分野ではフランス人のプレゼンスが大きいので彼らに取り入るためにもフランス語はできた方が良いだろうとのことでした。

けれど、実はさいきんフランス語人材が溢れてきてるという話もあり、よくわかりません。それがフランス語圏アフリカ全体の人材マーケットのこと(教育分野含む)を言ってるのか、特定分野のこと(主にいわゆる文系人材)なのかもわかりません。

で、ちょっとフランス語圏の国を見たんですが、51ヵ国で話されてるんですが、人口でいうと7,600万人くらいなんですよね。だから、人材が溢れてきてるという話もさもありなんとも思ったりします。人口はどんどん増えてると言いますが、どうなんでしょう。

スペイン語

ぼくはやるならなんとなくスペイン語かなと思ってます。ちょっと日本のラテンコミュニティと少し関わってたこともあって馴染みがあるというか、他の言語より親しみがあります。ネイティブの友人も何人かいるので勉強し易いですし。

それに中南米(カリブ含む)の最大の課題は格差なので。ぼくはローカルの経済開発に興味がありますから、良いんじゃないかなと思ってます。

けれど、まず言われたのは「中南米は日系人がいるので、彼らはスペイン語が母語だし日本語もネイティブレベル、さらに現地語も話せるし現地の事情にも精通してる。そんな人たちに勝てますか?

あ、ごめんなさい、勝てません。

専門性がなければ彼らもポスト取れないんですが、それはぼくも同じですね。

アラビア語

60ヵ国で話されていて、人口24,200万人。アラビア語圏の課題は紛争。緊急支援のスペシャリストが求められるところなので、緊急支援をやるならと言ったところ。

中国語及びロシア語

国際協力という点でいうと、あまり需要はないのかなという印象。ただビジネスするならできた方が良い。

中国語に関しては、在日の人たちは日本語も中国語もネイティブだしたぶん英語もできるし、東アジア科挙文化圏の常としてめちゃくちゃ勉強するので、普通にやって勝てるのか?ぼくみたいな温室育ちのゆとり世代が?とスペイン語のときと同じ疑問はあります。ここの人材マーケットで競争するにはハングリー精神が圧倒的に足りないよなと個人的には感じています。


*****

優先度で言うと、英語と専門性。余裕があったり必要性がでてくればそれに合わせて第2外国語を学ぶ、というのが基本スタンスですかね。

どれを選ぶかは最初に書いた通り人によるので、国連公用語以外でも、ベンガル語だったりベトナム語だったりするのでしょう。ぼくが聞いた話はあくまで総論の話で各論ではないですから。

ぼくは、まずは英語という差し迫った課題があるのでそれを解決しないといけないわけですが、

画像1

こんなやりとりが行われておりまして、なぜか日本退避中にスペイン語伸びるかもしれません。

サポートはいつでもだれでも大歓迎です! もっと勉強して、得た知識をどんどんシェアしたいと思います。