見出し画像

この状況で来年留学できるのかな?オンラインなら意味あるのかな?

最近、新型コロナウイルス( COVID-19 )以後の世界の展望に関する情報を集めている。鎖国か開国かみたいな世界になってきたから。ぼくは留学しようと思ってるから。近々訪れたい旅行先が長いリストになっているから。それを消化するのを楽しみにしてるところがあるから。

目下の関心はタイトル通り。日本でもアメリカでもイギリスでもぼくの知る限り、授業はどんどんオンラインになってる。留学生も帰ってきてる。

少なくとも今年はずっとオンラインなんだろうなと思う。問題はそれがいつまで続くのか。ぼくが留学するころもオンラインだったら留学して修士取る魅力が半減する。

だって、修士取って次のキャリアにつなげるのが進学する意味だけど、それと同等かそれ以上にネットワーキングというか交友関係を広げるのも大きな意味があったから。オンライン授業でそれができるのか大いに疑問。それに、ぼくは海外に住むということも楽しむタイプだし、膨大な資料がある図書館で勉強できることも魅力だと思ってるし、それらは勉強を捗らせるモチベーションになり得ると思ってるから。それにオンライン講座で完結するとすると、それはつまり新型コロナは終息してないってことだから。終息してなければ、留学先に限らず、海外で働くなんて無理じゃない?って。

そんなわけで楽観論でも悲観論でも陰謀論でもなく、理性的で合理的なシナリオっぽいものを見つけては読んでる。

ぼくは基本的に楽観論に振れる傾向があるから、初めて上記の記事を読んだときは厳しいなと思ったんだけど、一晩経ってこうしてnoteを書くにあたって改めて読んでみると妥当だなと思うようになった。

あと、ロックダウンが終われば14日間の隔離は免れないけれど、ある程度の国には渡航できるようになるんじゃないか、オンライン講座ではなくなるのではないかと思うようになった。理由は、その隔離によってウイルスを保持していないことがある程度は担保できるし、その渡航前後の各14日の隔離をしてまでも割に合う渡航というのは1年以上の長期の仕事や留学ということになるから、海外旅行が気軽にできる世の中は少なくとも今後数年は来ないのかもしれないけれど、長期滞在を目的とした何かなら渡航できるんじゃないかと。

実際、いま台湾の援助機関のシニアレベルの人がセントビンセントに赴任しようとしているし(現在カリブ某国で検疫で14日間の隔離中)、その14日を置けば入国できそうだし。

ということは、オンラインではない「留学」がロックダウンが解除されればできそうにみえる。仮にオンラインであっても、海外で仕事見つけて赴任は不可能ではなさそう。

今後、留学しなかった場合のシナリオで魅力的なものが現れないかぎり、やはり留学が規定路線になりそう。

それに、留学でもしないとぼくまともに英語の勉強しないだろうし。無理やりでも勉強しないといけない環境を用意するのはぼくにとっては大事だから。


ちなみに、サピエンス全史を書いたユヴァル・ハラリがフィナンシャルタイムズに寄稿したアフターコロナの世界も読みごたえがあって非常に良かった。

感染症対策を理由に体温とか心拍を自動で取って管理される監視社会になるかもねってSFっぽいことも書いてるんだけど、しばらく前にスマホの位置情報を使った分析を見てるから、場合によっては1984みたいな世界もありえる。

また、ここでも鎖国下でも少数の科学者、医者、ジャーナリスト、政治家、ビジネスパーソンの出入国は認めるべきだって書いてるし、実際問題、各国が輸出入一切なしで経済活動できるとは思えないから少数の人たちは国境を越えるのだろうと思う。

自由に旅行できる世界に生きてきたぼくにとっては、あんまり楽しそうな未来じゃないけれど、この価値観もすぐ変わってしまうんだと思う。特に疑問も持たずに。そして、そのことが不幸なことだとも思わないと思う。

だって、昔の人は十二単が正装だったけど、今の人たちが自分たちは重ね着する枚数が少ないからと言って貧乏だと思わないし、退化だとも思ってないわけだし。

昔は所有することに価値があったわけだど、最近の人はシェア。所有するより共有で使う方が、合理的でクールだみたいな価値観だったわけだし(これは今後変わりそうだけど)。

だから、新しい価値観が早晩現れて、ぼくは昔からそうでしたよってシレっと振舞うのだと思う。なんの疑問も持たずに。

今の悩みは杞憂に終わるんだろうなと思う。

サポートはいつでもだれでも大歓迎です! もっと勉強して、得た知識をどんどんシェアしたいと思います。