言葉の魔術

最近諸事情でFGOをやっていたのだが、気付いたことがある。
私には、魔術の知識がほとんどないのだ。
ゲームで積極的に行使することもなければ、そういった物語を「楽しんだ」こともない。4〜5歳ごろに読んだシンデレラが最後と言っても過言ではないだろう。

これらを自覚してから、ゲーム内で出てきた見知らぬ単語・概念を調べるという習慣を作った。今回の記事ではそれをメモしておく。随時更新するのか、また別の記事で続きを書くのかは分からない。


・錬金術というのは、そもそも釜に何かを入れて行うものなのではないか?

なんかこう…戦いの時に使う錬金術とか、回復の時に使う錬金術とか、色々種類がある中で、ドラクエ9では釜を使うんですよという話かと思ってた。もしかすると釜に入れて何かをするのが当然の魔術で、そこから釜のキャラクターが生まれたのかもしれない。想定とは順番が逆だったパターン。
よく考えれば「それは『煮込み』の形式で出来るものなのか???」みたいなモノも錬成できていたから、そういうことなのかも?


・魔術師として強くなったり、サーヴァントを強化するというのは、人間が筋トレして体力をつける事とは全く違うのではないか?

だから「このサーヴァントはレベル1でも運用できるんですよ」とか普通に攻略法として出てくるの…??
ああいうものを読んでると「サーヴァントって本当に奴隷とか、所詮使い魔というやつなんだな」と感じる。この感覚に慣れるの難しくないか?

この前のぐだぐだイベントで、なんかレベル1の礼装があるなと珍しくフレーバーテキストを読んだら、普通に「卑弥呼さんのブロマイドです! レベル上げに使ってください!」とか書いてあって大混乱したっけ。卑弥呼推しでもなんでもないけど、魔術師寄りの感性だとこういう混乱は無いんだろうか。
しかし「所詮使い魔」だったところで、ではどのようにお相手すればいいのかは全くわかってないのであった。だってポケモンって友達じゃん…!?

では今まで、サーヴァントという生き物をなんだと思っていたのだろう?
魔力があれば死なない人間(すごい魔術とかも使える)(場合によってはちょっとお世話が大変)みたいな認識? 殴られたら痛そうにしてるから人間(生き物)に近いのでは? 敵エネミーとして出てくる魔獣的なものや、イフリータと同じような感じじゃないの?(最近「違うのでは?」と考え始めるように)
素材を与えることが我々の食事と同じようなものではないのか? 仮に違うのではあれば、アレは何…??

私の感覚としては「食事がなくても運用できますよ」と言われたら、え、そんな…魔術師怖…と思ってしまったというか…。特攻隊でも飯は食う(出る)と思うんだよな…みたいな。でもそうではないと…??? 謎すぎる…。


・もう虚数潜行したくない

ネモという可愛らしいサーヴァント(?)が、キャプテンと呼ばれているので、おそらくストーリーが進む事でカルデアの環境も改善されるのだろうけど、ぜんぜん彷徨海に着かない。よく分からないが、虚数潜行が嫌すぎるから早くなんとかして……。

そもそも何でこんなに嫌なのかがわからない。レイシフトに近い「何か」であろうことは分かったが、レイシフトの方に嫌悪感を抱いたことはなかった。こんなことは初めてだ。正確にはバニヤンやキングプロテアを受け入れ難いと思うような感覚に近いから、二度目かもしれないけど。

……と思っていたが、私が魔術に疎いからそう感じるらしいと後にわかった。魔術科学は、どちらか一方しか知らない人だとなかなか受け入れ難いらしい。確かに私は科学一本だからなぁ。科学得意とかではないんだけど。これからしっかり勉強する側です。

じゃあ魔術科学に耐性がある人(読者)はなんなんだよ。
この流れだと、魂が抜けるような感覚(の描写)に耐性があるということになるじゃんか。魔術(科学)知識の有無で耐性が分かれるというのか? それとも、耐性のある人だけが魔術科学の話──即ち、現代のアニメや漫画についていけてるのだろうか?
バカヤローこんなんやってられるか!!! こんな研究やめてやる!!! イヤやるけど!! やるけどさぁ〜!!!泣

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