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無限チョコレート

息子が学校で「長方形の面積」について習ってきたので,よくあるマジックではあるが,厚紙に方眼紙を貼り付けて,写真のようなものを作ってみせた。

僕 「この正方形の面積,いくつだかわかる?」
息子「えっとね。縦が,1,2,・・・,8で8センチメートルでしょ。横が,1,2,・・・,8で8センチメートルだから。8✕8で,64平方センチメートル!!」

僕 「正解。」

僕 「それでは,この四角形をこんな感じで組み変えるでしょ。そうしたら,面積はどうなる?」


息子「縦が,1,2,・・・,5で5センチメートル。横が,1,2,・・・13センチメートルだから,5✕13で,65平方センチメートル。」
僕 「1平方センチメートル増えたね。」
息子「数え間違いしたのかな。もう一度数えてみよう。1,2,・・・5,1,2,・・・13。あれ?合っている。」

僕 「64平方センチメートルのチョコレートがあったとするでしょ。それを組み替えて65平方センチメートルにする。それで1平方センチメートルだけ食べる。すると,64平方センチメートルになるでしょ?で,もう一度組み替えて65平方センチメートルにするってしていけば,無限にチョコレートが食べられるのじゃない?」
息子「そんなわけないよー。」
僕 「それじゃ,どこで考え方を間違えたのかな?」

息子「うーん。どこだろう?」
僕 「そしたら,これをあげるから,明日まで考えてみて。」
息子「絶対,謎を解き明かしてやる!」

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