2乗の計算
僕 「10✕10って頭の中で計算できる?」
息子「簡単だよ。100でしょ。」
僕 「正解。それでは,40✕40は?」
息子「1600!」
僕 「正解。それでは,45✕45は?」
息子「それは筆算しないと,計算できないよ。」
僕 「本当?こんな感じで考えたらどうかな。」
僕 「45✕45は,こういう正方形で考えられる。これを上の図のように40✕40,5✕40(緑),40✕5(オレンジ),5✕5(ピンク)の4つの部分に分ける。それで,下の図のように,まず,ピンクの部分を別にして,次にオレンジの部分を緑の横に付けると,50✕40と5✕5になるでしょ。そうしたら,50✕40+5✕5=2000+25=2025と求まる。」
息子「本当だ。簡単だね。」
僕 「55✕55は?」
息子「えーとね。こうやって考えると(図を描く),60✕50+5✕5=3025!!」
僕 「正解。」
大人にとっては,(a+b)^2=a^2+2ab+b^2を使って,
45✕45=(40+5)✕(40+5)=1600+2✕40✕5+25=2025
と計算しているにすぎないのだけれど,このように図で考えれば,小学生でも計算することができる。
息子「46✕46はどうやって計算すればいいの?」
僕 「1の位が5じゃない場合は少し難しいから,1の位が5の計算が頭の中でできるようになったら教えてあげるよ。」
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