Tofu on fire

パンナコッタ・フーゴ、天王はるか、短歌、美学、倫理学、Levinas、同性愛   In…

Tofu on fire

パンナコッタ・フーゴ、天王はるか、短歌、美学、倫理学、Levinas、同性愛   Instagram→https://www.instagram.com/commetian/ ほしいものリスト→https://onl.bz/zUxJNND

マガジン

  • 詩や短歌をよみます 自由律の俳句もよむかも

  • 石と交わる肉

    連載小説『石と交わる肉』のまとめです。更新頻度は不定期。

  • Tofu on fireのおすすめコンテンツ

    Tofu on fireがひたすら美しいと感じたコンテンツを紹介し続けるマガジンです。全人類が見てくれ

  • Tofuのエッセイ(メロンパフェ)

    Tofu on fireが生きていく上で感じたことを都度都度書いていくエッセイ集です。画像は珈琲西武のメロンパフェです。

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Tofu on fireのいままでしたこと

はじめまして、Tofu on fireです。 ぼくはこのインターネットで長いあいだrom専を貫いていたのですが、ここ最近(2022年現在で1年ほど前)ようやっとその殻を破って活動を始めました。 キッチリと文章を出したのはずいぶん最近になりますが、ここに今までしてきた活動を一覧として貼っておきます。 一応ポートフォリオですので、増えます。増やしてみせます。覚悟しておいてください。 ZINE『よそおい』寄稿こちらのサイトに載っているTofu on fireなる人物がぼくです。

    • さえずりは無限に広がるポロロッカ

      • 3,『モノクロームがうろつく』石と交わる肉

        かがやかしいアクアマリンと深みのあるタンザナイトがまじりあっている。海面。と呼ばれる場所。空と海の境界線上にわたしはいた。 空のちかくには、なにかにくにくしいものが飛んでいる。かもめ?なぜ今なまえがでてきたのだろう。 わたしはタンザナイトと平行に移動する。すおーんとあるいて?いる。 ほどなくして、わたしのほかにもなにかがあることに気づきかけた。が、その他にはなにもわからなかった。 あたまがぼんやりする。海のむこうのアクアマリンの線はモノクロームのなにかによってぼやけている

        • 空っぽのあなたの家に忍び込み花束置いて消えていきたい

        • 固定された記事

        Tofu on fireのいままでしたこと

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        • 67本
        • 石と交わる肉
          3本
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          1本

        記事

          僕の15さいの墓標

          硝子ならいくらでも割る僕は悪にもなれないがねむれるのなら 慎重に測定してよ身長を僕らの背丈は夏の積雲 キスをした。漫画の中のきみたちは。眺めることも叶わない夢 トラックよライトノベルのトラックよ僕の”ふだん”を消し飛ばしてよ うだるようさくらが舞った春の熱身体の中に飲み込まれてく 浮かされて羽化しそこねた揚羽蝶それをみた君は気味悪がる ディスイズアペンディスイズアペンと呟いた呪文のような僕の舌先 ふと見やり、路端の缶を蹴落とした。そうだよぼくはそんなやつだよ

          僕の15さいの墓標

          2,『アイオライトから』石と交わる肉

          アイオライトの深みをもった水のなかにきんいろのひかりがさしこんでいた。 めをさました、ような気がする。 重みをもったものに全身が浸されていて、重たくて、かなしくて、いらいらする。 起き上がらなくてはならない、気がした。けれど、なにか重たいものに引っ張られてしまう。ような気がする。 重たいものの正体はなにかはわからない、けれど、パホイホイの溶岩のようにこころと身体にへばりついてくるのはたしかだ。 パホイホイのようなそれを必死にふりきる。身体をよじり、かなしみといらいらから逃れ、

          2,『アイオライトから』石と交わる肉

          1,『N海岸にて』 石と交わる肉

          ゆあーん、ゆおーん。ゆあゆおーん。 アメジスト・カラーのとろとろしたものが満ち干きするのをながめる。ほたるいしのようにきらきらとした光を発しながら、わたしの座っている砂浜は、アメジストに手を引かれるように引っ張られていった。磨かれたアクアマリンのように輝く水平線の手前は、ラピスラズリのような深みを見せている。 わたしはふわりと立ち上がり、水平に移動する。 ここではすべてが崩れゆくようになっていて、すべてが美しく不協和音を奏でている。わたしはここがすきだった。とろとろとし

          1,『N海岸にて』 石と交わる肉

          泥のようなかがやきに魅了されて。ぼくは虜だ、負けたよメフィラス

          泥のようなかがやきに魅了されて。ぼくは虜だ、負けたよメフィラス

          ぼくはメフィラスに負けてしまいたいよ。醜さに輝きがあるから

          ぼくはメフィラスに負けてしまいたいよ。醜さに輝きがあるから

          思い出は風鈴のようゆらゆれるあなたよわたしを永遠にして

          思い出は風鈴のようゆらゆれるあなたよわたしを永遠にして

          あなたを描く手がふるえてエメラルドわたしは折った鶴になりたい

          あなたを描く手がふるえてエメラルドわたしは折った鶴になりたい

          わたくしが幽霊さんをかいたらばきっとゴジラにしてくれますね

          わたくしが幽霊さんをかいたらばきっとゴジラにしてくれますね

          ぽてぽてと混ざるキュウリにニンジンにハム塩コショウポテサラ食べたい

          ぽてぽてと混ざるキュウリにニンジンにハム塩コショウポテサラ食べたい

          ここだけの話、地面はみずいろです。かくいうわたしはオレンジいろです。

          ここだけの話、地面はみずいろです。かくいうわたしはオレンジいろです。

          つぅぅーーっと波打ち際を漂って。わたしはいつまでここにいるのか

          つぅぅーーっと波打ち際を漂って。わたしはいつまでここにいるのか

          「おかあさん、あれはなんなの」「あれはねえ、渚に佇む幽霊なのよ」

          「おかあさん、あれはなんなの」「あれはねえ、渚に佇む幽霊なのよ」