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カタルーニャ探訪・リポイ

わざわざ日本から行くところではないけれど
紹介したいバルセロナ近郊の町。

今回はバルセロナから電車で2時間、リポイ(リポール)という町に行ってきました。

前回行ったビックからさらに北に約1時間
ピレネー山脈の麓にある小さな町です

ビックに寄ってリポイに向かいます!

今回私はサンツ駅からRenfeに乗って、ビックに寄ってからリポイに向かうことにしました。前回ビックには行ったのですが、名物のお菓子が食べられなかったのでついでに買いに行くことにしました!

ちなみにスペイン在住者ならrenfeの乗車券アボノAb.Recurrent)を使えば無料で旅行ができます。詳細はこちらの記事をご確認ください。

ビック名物 Pa de Pessic

朝10時ビック駅に到着しました。駅から真っ直ぐ5分ほど進むと、町の中心マヨール広場に到着します。

マヨール広場にある老舗のお店にやって来ました!
レトロなかわいいベーカリー
店内はお客さんでいっぱいでした
Pa de pessicはスポンジケーキでした!
ほんのり甘い懐かしい味。このパサパサ感伝わりますか?

リポイに到着

そこから約1時間北に向かいリポイに到着しました。

チケットは改札に通す必要はありませんでしたラッキー
改札を通らず外に出ることも可能笑
カタルーニャの田舎はどこもこんな感じの駅です。
リポイ駅はピンクが可愛いですよね!

一番の見所サンタマリア修道院へ

駅を出て左手に真っ直ぐ進み、川を超えると町の中心地に出ます。奥には観光案内所とサンタマリア修道院、市役所があります。

リポイのロゴがいい感じ!

修道院まで順調に来れましたが、昼休憩のため閉館するとのこと…しかも2時間!確認すると営業時間は10:00-14:00と16:00-19:00でした。(日曜日は14時まで)みなさんはお気をつけくださいー涙

リポイでランチ

仕方がないので私達もお昼ご飯を食べることに。適当に歩いていたら、ランチメニューが15€で食べられるところを発見!安いです!

創作スペイン料理って感じのレストランでした。

ナスとトマトチーズのオーブン焼き
バーベキューソースと卵のポーク料理
確かプリン

どれもとっても美味しかったです。地元の人達で賑わっていて活気のあるお店でした。

石の聖書?!

スペインあるある、料理提供が遅いおかげでレストランを出ると16時近くになっていました。

いざ、修道院へ!
なかに入るとすぐに石の聖書があります。

12世紀に作られた正面玄関の彫刻はロマネスクの傑作
旧約聖書の物語や1年間の労働の暦などが刻まれています

解説を読んでもいまいちわかりませんでしたが、細部までこだわった装飾は素晴らしかったです。

そしてこの扉から中に入ると

ロマネスク様式の修道院になっています

リポイはかつてキリスト教とイスラム教の接点として学問の一大中心地だったそうです。ここにある図書館はヨーロッパ有数の蔵書を誇っており、時のローマ教皇もここで修行したと言われています。

中庭の回廊に出てみると、、

すごい…
柱の一本一本の装飾がそれぞれ違うところも好き
上から見ることもできました

隣接したリポイ博物館はリポイの歴史がまとめられていますが、カタルーニャ語がわからないときついかも。

隠れた名所 Sant Miquel de la Roqueta

さて博物館を出て町を散策していると、酔っ払ったおじさんにガウディが作った教会があると教えてもらいました(多分)折角なので寄ってみることに。

こじんまりしたかわいい教会でした

しかもおじさんが追いかけてきてくれ、写真まで取ってくれました。めっちゃ優しい…(たまたま帰り道だっただけかもしれないが)

その後調べると、ここは建築家ジョアン ルビオ イ ベルベールというガウディの弟子によって建てられた礼拝堂だとわかりました。私全然リスニングできてないじゃん。それかおじさんが間違えてたのか……

早くスペイン語できるようになりたい。

ラバル橋 Pont del Raval

時刻は18時近く。ヨーロッパの8月は本当に日が長いです。そろそろ駅に向かおうとしたところ、雰囲気のある橋を発見。

15世紀に建てられたラバル橋 (pont del Raval)

この豊かな緑ときれいな川はピレネーに近いからでしょうか。市街地では見られないので新鮮です。

ここはスペインかってくらい緑豊か
水を触りたかったらしい

豊かな自然と歴史、穏やかな人々…日本からは絶対行かない町だけど、住んでるからこそ来れる町でした。ここから家のあるバルセロナまで2時間…と思っていたら遅延のため3時間以上かかりました。

これもスペインあるある。
最後までスペインらしい旅ができ良かったです!

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