見出し画像

『その辺の草を食べて満足する会』 開催

どこを見回しても新型コロナウイルス感染拡大のニュースが連日取り沙汰され、不安や不満を抱える方もまた日に日に増えていっていると実感しているところですが、その課題に軽やかに立ち向かう手段として今僕が注目しているのが「仮設の生活を送る」というものです。

このコロナショックに合わせて今ある生活を変えていかなければならないと考えると、どうしても腰が重く、ネガティブな方に気持ちを引っ張られがちですが、この状況に合わせた自分なりの最適な生活スタイルを考えた上で、既存の生活の隣にそれを作ってみて、一定期間そこの住人になってみる、と捉えられたらポジティブになれる気がしています。


先日都内では、ロックダウンを匂わす都知事の発表を聞いた人々が一気にスーパーに押し寄せ食糧を買い漁り、また、その動向を見た人々が後続した結果、棚から商品が消えてパニックになる、という事態が起きていましたが、こういうバッファー(余白)のない状況を生むことこそ危険であり、避けなければならないと僕自身は思っています。


「トイレットペーパーが買えないのなら、今月は手で洗う“インドスタイル”に生活様式を切り替えてみよう」

「いやいや、葉っぱで拭く“先住民スタイル”を試してみたいな」

そんな風に、既存の生活を仮設の生活にいつでも切り替えられる準備があって、更にそれを楽しめる心を持てると、誰かや何かを憎んだり、人を傷付けなくて済むのでお得です。

世の中は自分の思い通りにいかないことの方が圧倒的に多いのだから、自分の中の余白を拡げて柔軟に生きれるようにした方が合理的だし健康的だと思うわけです。

僕も普段はスーパーで食材を買っていますが、買い溜めや買い占めが起きて、いつも通りいかなくなった時、「あはは、そうきたか」と軽快に仮設の生活へと切り替えられるよう今のうちから準備をしておきたいという気持ちがあり、また、今後は周りの友人達にもそのような心構えの提案をして回りたいとの思いがあるため、野草にとても詳しい母の協力のもと、明後日4月5日(日曜日)のお昼に『その辺の草を食べて満足する会』を開催することにしました。「満足する」というところがポイントです。

各所でイベント自粛が相次いでいますし、人を集めることにはやはり抵抗はありますが、“必要火急”な事柄であると僕自身は捉えておりますので、感染予防対策には十分配慮した上で行っていきたいと思います。

今回、宮崎県綾町で無農薬・化学肥料無使用のワイナリーを営む、香月さんのぶどう畑がある敷地をお借りして、山菜ハンターであり出張料理人でもある母指導のもと、食べられる野草とそうでないものとを選り分けて、その場(庭)で天ぷらにして食べます。土鍋でタケノコご飯も炊きます。


(実は今日、現地の下見も兼ねてフライング天ぷらしてきました。摘むのが楽しかったし、予想以上に美味でした)


日曜日は快晴の予報ですし、近くには桜や菜の花も咲いていて気持ちが良さそう。

当日10時半に綾町・馬事公苑の近くに集合して行いますので、もしご一緒したい方がいたら僕までご連絡ください。14時頃には終了予定です。

(会費は2000円、手ぶらでOKですがマスクは忘れずに)

サポートして頂けますともれなく懐の余白が拡がります。 SNSで記事をシェアしてもらえることの方が嬉しいかも?