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家への思い【1】

我が家ははっきり言ってゴミ屋敷一歩手前です。

24年前の建売りですが、住めば住むほど
「素人が設計したのでは?」
と思う箇所が多いのがまず一因だと主張したい。

一番に挙げるとすればトイレ内にある半畳ほどの収納スペースです。
これが便器が邪魔でアクセスできません。
ストック類を置くにも出し入れしづらいし、棚やワゴン等を入れて解消しようにも肝心のそれらが入れられない。
扉を外につけて、アウトドア用品等をしまうにはピッタリですが、そこに扉をつける変更は予算オーバーしたと思われます。

逆に室内にはほとんど収納がありません。
当時ラブリコがあったらそこらじゅうに設置して壁面収納を活用したところです。
予算もないし、当時私に収入がなかったので高いものは買いにくく、結局カラーボックスやプラの引き出しでお茶を濁していました。

加えて夫が大きな家具を買いたがり、でかいテーブルとでかいソファでリビングの動線を殺しました。
これはうら若く、夫に従うのが妻の生きる道と勘違いしていた私ですら弱々しく意見したほどでしたが通らず、未だ「馬鹿な選択をした」と悔やんでいます。

そんな中、子供が増えて成長し、それに倣ってモノも増えるし大きくなり。

子供とはいえ他人、の感覚が強いため、彼らのものを勝手に捨てるのははばかられ、さらには
「一生懸命書いたノート…テスト…作品…捨てられん」
の親心も邪魔をしてえらいことに。

服も子供服の中には学校行事に必要だからと買った普段絶対着ない長ズボンがほぼ新品でサイズアウトし、ブランド物でもないから人にあげるのも売るのもままならず、かといって捨てるには惜しく…みたいなものもあり、当然着古したものも大量にあり。

まあ平たくいえば、家族全員で片付けが苦手なんです(一言で済んだ)

片付けも掃除も苦手なくせにインテリアは好きで、某SNSを見るにつけ、
「あの頃これがあったら…」
とため息をつく日々です。

だって家を買った当時は100均も300均も品揃え悪かったし、ネット通販どころかネット環境もなかったし、せっかく頭を捻って「ここにこれをしまおう」と整えた場所も自己中夫が自分の起きたいものを置いてしまって、こっちが起きたかった物が迷子になるし…

今から理想の部屋作りをしようと思ったらまず家族の断捨離だ! と物騒なことを考えてしまいます。

次回に続く→

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