人の気持ちを考えない人。

というワードを見てそれってどういうことなんだろうなと考えてました。

人の気持ちがわからない人。
とは違う。別物だ。


人の気持ちを考えない人……。

こう言ったらこう感じるだろうな。
こうしたらこう言ってくるだろうな。
みたいな想像力が欠けている人？

その場合、大きく分けて2種類かなと思います。

考えないけど、いい人。
と、
考えない性格悪い人。

後者はどうでもいいのでどうでもいいとして、
問題になるとしたら前者です。

人の気持ちを想像することはできないけど
でもすっごくいい人。

稀にいらっしゃいますよね？
空気読めないんだけどいい奴。みたいな。

めちゃくちゃ厄介なやつですよねこれ。


知らないうちに人が離れていきやすい。

「いい人なんだけどね……」って言われちゃう。
いい人なんだけど交流するにはちょっとね。ってなる。

ただいい人ではあるから皆が皆離れていくわけじゃない。
親しい人はその人に「あなたの言葉は少し配慮に欠けてますよ」云々とアドバイスなんかしたりしているかもしれない。


だけどこうやって考えてると、

人の気持ちなんかわかんないのにな。

とも思うんです。

人の気持ちって、なんだ。
世間一般、ってことなのか？
常識的に考えて、ってことなのか？

違うよなあ。
その言葉を使いたい人が本当に言いたいことは

「私・俺の気持ちを考えろ」

なんだよなあ〜。

だから「人の気持ち考えなよ」って言葉が自分の中に出てきたときは、

自分は誰に自分の気持ちをわかってほしいと思ってるんだろう。

って考えるのが正解なんではないかなと思う。

多分その「人の気持ち考えろ」って言いたくなった人ではない人に、それを言いたい可能性も高いですよね。

本当はお母さんに言いたい。
本当は配偶者に言いたい。
本当は上司に言いたい。

わからないけど、きっと自分の気持ちをもっと知ってほしいと感じている人が別のところに居て、
その人に言えないでいるんだろうなあと感じます。苦しいでしょうね。


なんか想像力膨らませすぎて勝手に切なくなりましたけど。
自分の気持ちを自分なりに言葉や表現で伝えるって年齢重ねるほどに大切になっていくよなーと、
そんな風に思ってます。

誰かになんか伝えたいことあるかな？？
どうだろう。少し考えよう。

おやすみなさい。