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TOEICで目標達成できる人・できない人のたった1つの違い

先日、1月に開催された第227回TOEIC公開テストの結果が公表されました。インターネット上では「目標に届いた!」あるいは「ダメだった」という声が多数上げられ、スコアへの関心の高さが伺えます。

TOEIC受験の動機は人それぞれなので、目標スコアは明確に定まっているものから、「このくらい取れればいいな」という希望観測的なものまであるわけですが、当然の如く目標を達成できる人と、そうでない人に分かれます。

単語力、読解スピード、リスニング力など様々な理由がスコアに影響しますが、計画-準備-本番といった一連の流れを総じて言えば、TOEICで目標に到達する最大の要因がコミットメントです。コミットメントは「責任をもって関わること」を意味する英語ですが、要するに「TOEICのためにどれだけ自己を捧げられるか」を表します。

TOEICに対するコミットメントが高い人は、英語学習の優先順位が高いのが特徴です。仕事や家庭といった義務的なタスク以外は、できるだけ多くの時間をTOEICに割くよう努めます。TOEICで成果を出すため、人付き合いや余暇などを一時的に制限することもあります。

一方、TOEICに対するコミットメントが低い人は、英語学習の優先順位が低いのが特徴です。仕事・家庭だけでなく、プライベート・余暇・人付き合いなどの用事をこれまで通り行いつつ、TOEICを新たなタスクとして生活に加えます。まとまった勉強時間を取れないので、「スキマ時間」を確保しようとしますが、結果が出るほどの学習量に至らないことが多いようです。

筆者はマンツーマンTOEICスクールを運営していますが、現在の英語レベルにかかわらず、目標スコアに到達する方は皆コミットメントが高いと感じます。生徒様の9割以上が社会人で、ご家庭がある方も少なくありませんが、TOEICをやると決めたら生活習慣から抜本的に見直し、学習環境をきちんと整えられている様子です。

私たちの人生は有限です。貴重な人生の時間をTOEICに割くのであれば、全力でコミットして最短で結果を出したい... そんなことを考えた結果発表日でした。

トイグル
田邉竜彦

最高の英語勉強法を作るため、日々英語やTOEICの研究をしています。サポートいただけると嬉しいです!