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はじめまして、十色です。

こんにちは。
わたしたちは、さいたま市で活動をしている十色(といろ)といいます。
2021年3月、農業法人を立ち上げました。

  1. 農業との出会い
    わたしたちは学生時代〜社会人にかけて、それぞれ、さいたま市の「見沼田んぼ」と呼ばれる農業地域で、週末に農業をする団体に所属してきました。
    自分で作ったものを食べる楽しさ、自分でやったことがダイレクトにつながるおもしろさ、それとは裏腹に自然に翻弄される無情さを経験し、農業が大好きになりました。

  2. 耕作放棄地問題にぶつかる
    その後、障害福祉系のNPO法人で、農体験イベントを企画・実行する事業を立ち上げました。
    障害のある子ども向けに農体験イベントを実施していくなかで、周辺の農家さんやNPO法人のスタッフが高齢化し、後継者が見つからずに耕作放棄地が増えている実態を知りました。

  3. コロナを機に独立を決意
    「もっと自分たちの手で農業に取り組んでみたい!」と思っていたタイミングで、コロナにより世の中が大きく変わったのを感じました。
    そんな中、3人で何度も話し合い、「見沼田んぼのこの環境を守れるのは自分たちしかいない!」と一念発起!十色設立に至りました。

    ちなみに・・・
    わたしたちが耕す見沼田んぼとは
    さいたま市〜川口市まで広がる大規模緑地空間。
    その大きさ、東京ドーム270個分!首都圏から20~30km圏内に位置しているとは思えないほど、田舎的な農風景が広がる魅力あふれる場所。

わたしたちの畑は、Yの字の3つの線がぶつかるあたりにあります。

十色は「農地を持続的に活用する農業で」、「さまざまな人が働ける場をつくる」ために事業を行っています。

事業は2本柱。
農業体験イベントの企画・主催

とうがらし専門農園
です。

事業の詳細については、また改めて紹介したいと思います。

もともと農家でもなければ、農業スキルもまだまだ低いわたしたちは、一般的な農家とはちがう、農業体験イベントの主催と生産物をしぼるという方法でやっていくことに決めました。

見沼のこのすばらしい環境をもっといろんな人に知ってほしい!
国産でおいしいとうがらしを作りたい!

これを実現することで、生産力をつけ、農家として稼げるようになりたいと思っています。稼げる、というのは、“継続して続けていける”、ということです。

継続できれば、農地を広げられ、それにより耕作放棄地を減らすことができます。
農薬・化学肥料不使用で育てれば、多能性のある土地を次の世代に残すことができます。
人手が必要な際は近隣のNPO法人等に作業を依頼することで、彼らの活躍の場を作り出すことができます。

見沼田んぼでの活動が認知され、もっと多くの人が立ち寄る場所にしていきたい。そして、見沼田んぼのこの環境を次の世代、その次の世代に残していきたい。

それがわたしたちの想いです。


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