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お客様やスタッフのリアクションが変わった!「本当の課題」で理想の未来を確信

父親の会社を継いだKさん。村田史子のTCS(トラストコーチングスクール)を受講されたのち、継続セッションを2週間に1回の頻度で継続されています。
経営者として奮闘する日々に、コーチングがどのように関わっているのかをインタビューしました。


TCSで気づいた「問題だと思っていたことが実は問題じゃなかった」

――こんにちは。今は継続セッションを受けていただいていますが、はじめはTCSからでしたよね。継続された動機や、受けてどうだったかを聞かせてください。

現在地を可視化できるのがよいですね。

会った当初は「社名を変えなきゃいけない」という葛藤のパラダイムにいて。社名を変えたらいろんなことが解決できるでしょって思っていたけど、今はどうでもよくなった。

自分が問題だと思っていたことが実は問題じゃなくて、本質的に違うところに問題があったことに気づけたんです。自分がいちばん解決しなければならないのが、対人に対する深掘り。今は、スタッフとコミュニケーションをとることにチャレンジしています。

うちのスタッフについて深掘りしたじゃないですか。あれもすごく良くて!
どんな特徴があって、どんなアプローチをかけていったら、その人が生きやすい、働きやすい環境になるかといったところのコーチングもすごくよかったなと思っています。

あの当時から、スタッフの劇的な成長があったなと思います。あの後に、スタッフのメンターとなる方が入ってきてくれて、刺激も与えられて。彼が踏ん張って必死に頑張ってくれている感じがあるので、良かったなって。

――あの時におっしゃっていたのは、会社を自分色に変えたいとか、お父様に対する思いをどうにかしたいとか、そういう話だったなと記憶しているんですよね。だからこそ、目標をどこに定めるかが決まっていない、みたいな。

そうそう。深掘りすることで本当の課題が見つかったからこそ、最短距離というか、変な方向に行かずに走れたから、今があるのかなと思っています。


継続セッションは経営者に必要な軌道修正の時間

――(課題の)明確化をした後に、そこに向かって何をするかっていう話をセッションでずっとしてきて、やっぱりいちばん大きいのは人との関係性ですかね。さっきのスタッフさんも含めて。

(人との関係性)プラス自分との向き合い方ですかね。常にそこを伴走していただいているおかげで、ブレそうになってもベクトルをちゃんと戻してくれる。頑張っていても、頑張りが違う方向にいっちゃうとダメじゃないですか。

「ただ頑張っている」ではなくて、「効果的なところに進むための戦略を一緒に立ててくれる」のがありがたい。

――そう言っていただけて、嬉しいです。頑張って自転車を漕いでても、漕ぐことだけに頑張りすぎていたら道が違った、みたいな時ってありますもんね。

「あなたの目的地はここだよね」と俯瞰できるカーナビゲーションがついている感じ。上から見た時に、どういう道で行ったら辿り着けるのかっていうのを一緒に考えてくれる。

ナビがないと、着いてみたら全然違うのにめっちゃ息切れしてて本質的なところにエネルギーを使えていない、みたいなのあるじゃないですか。そういったことが限りなく少なくなってきましたね。

――集中させたいところにエネルギーを使えるようになったって感じですかね?

そうですね。

――もしコーチングを受けていなかったら、今の状態になるのにスピード感ってどれくらい違っていた感じがしますか?

倍は違ったんじゃないですかね。右往左往していたと思います。立ち止まって考える時間ってないので。
経営者って一回止まって考える時間がめちゃくちゃ大事だなと思います。負のサイクルに陥ってしまうから。

――経営者だと、心配することが自分自身のことだけじゃないですもんね。会社の存続とか、周りにいる方々のこととか。あえてセッションの1時間をとるっていうことに意味がある感じですか?

そう、30分じゃ話し足りなくて短いなって思ったんですよね。自分は60分の方がいいかなって。

――そうでしたね(笑) お忙しいし、最初は30分くらいって話だったけど途中から60分に伸ばして。2週間に1回、60分を自分のためだけ、話すためだけに使っているのが、立ち止まって考える時間になっているんですね。

(セッションの時間が)あるのとないのとでは全然違います。差がどんどん開いていく。軌道修正の時間だと思っています。


スタッフとの関わり方が変わった結果、自分は経営と商談に集中できるように

――経営者だと、他のスタッフさんのことで悩んでいてもなかなか言えなかったりもしますよね?

悩んでいても、本質的に何に悩んでいるかがわかっていなかったりとかありますね。なんかこう、もやもやして。あいつ動かねえな、とか(笑)

そこを掘り下げて「どういうアプローチの仕方をすれば気づいて動いてくれるのかな」と考えるのは、一人で走っていたらなかなかできないことです。

――目の前のことに追われて、っていうのもありますもんね。

そう。たとえば、(動かないスタッフを)展示会に連れていって「お前の体で感じてこい」みたいなことを言って会場に入れても、たぶんそこで終わっちゃう。その時間って本質的じゃないし、効果的じゃない。

だから事前に宿題を出すようにして。「こういう目線で物を見て、終わった後に日報を出して」と。それはすごく良かったと思います。

――きっと、考え方とか物の見方を、スタッフさんと一緒に上水流さんが考えてくれる時間があることで「こういう風に(情報を)キャッチすればよいのか」って感じられたんでしょうね。

はい。

――Kさん自身がそうやって関わり方を変えたってところが、大きかったかもしれないですね。

だいぶ変わりましたよ、僕も!

――「変わりましたね」みたいなフィードバックってもらったりしました?

直接は言われていないですけど、コミュニケーションの質が良くなったとは思いますね。

(変化が)今までに3段階あって。
まず、選択理論を学ぶ前は、めちゃくちゃ話に怒ってたんですよ。なんでこんなこともできないんだ、みたいな感じだった。

次に、学んだら(思っていることを相手に)言えなくなっちゃって。𠮟っているように聞こえるから言えない。もやもやしているけどフィードバックできない人みたくなっちゃって、それも良くなかった。

今は、伝えたいことを、相手の内発的動機付けをしながらしゃべれるようになったかなと。欲求充足を阻害しないようにどうやってリーチするかっていうのをコーチングで紐解いていくと、「ここのポイントを押さえれば、彼は内発的に動いてくれるな」っていうのが深掘りできた。

――言えない状態でもなく、言う手前で考えられるようになったということ?

そう。だからこそ、相手にハマるツボみたいなところをちゃんと理解しながら相手に伝えられるようになって、相手から変なリアクションをもらわなくなった。受け取った相手も「たしかにその通りだな」って動いてくれるようになった。

そこが変わったかな。

――そうなってくると、ラクになりますね。

ラクですね。今はかなり任せられていて、僕も経営と商談に集中できている。いちいち現場に言って指示を出さなくてもある程度のことは現場がやってくれるようになりました。

――「現場にエネルギーをとられなくてもいい仕事が出来ている状態が理想」って言ってましたもんね。

まだ道半ばなので課題はありますけど、前に比べたら良くなっています。


実の姉に相談するような気兼ねなく話せる時間だからこそ、効果が出ているのかも

――私を目の前にして言いづらいかもしれないんですけど、コーチである私の印象ってどんな感じですか?

おお、印象ですね(笑)
ぶっちゃけ最初は、売り込まれているなっていう感じがしたんですよ(笑) 最初にお二人で来られたじゃないですか。それでちょっと敬遠したんですけど。
(※最初は法人研修のご案内でお伺いしていました)

でも実際、自分の時間がとれていない、自分を深掘りできていないっていうのがコンプレックスだったんで。アンガーマネジメント(怒りと上手に付き合うための、人間関係をよくする心理トレーニング)を学んでいるくせにセルフカウンセリングができてない、全然自分を振り返れてないっていうのがあって。それで試しに一回フミさんにやってもらったときに「これはいいわ」と感じたんですよね。

――「これはいいわ」と思ったのはどういうところが??

なんか純粋に、この人は多分慣れていらっしゃって、おそらくキャリア積まれている方だから安心して任せられるなと思ったんです。時間とお金と労力を投資するんだったら、ベテランのキャリアがある方にお願いしたい、と。

実際にコーチングをしてみて...言い方を選ばずに言うと、フミさんが僕よりお姉さんだから相談しやすかったんですよ。なんでしょう、実の姉に相談するような感覚がちょっとあって。

――ありがとうございます。気負わずに話せる感じが...

そうそう、ちょっと姉ちゃん聞いてよ、みたいな。女性で年上っていうのが、僕の中ではいちばん話しやすかった。ダべる延長で話せるのが、フミさんの素敵なところだと思う。

あまり隠さないで正直に自分の弱いところも話せる安心感、みたいなのがあるかな。

――コーチングの時間って、せっかく時間をとっていただいているのに、気を遣って発言されたらもったいないし、それって私の技量が足りないってことにもなるんで。

出し惜しみして出すものを出さないのは、せっかくお金を払っているのにもったいないなって。同じコーチングでも、人によって(弱いところを)出しやすい人がいるじゃないですか、受け手と話し手とどっちも。そうなったときに、僕はフミさんが良かったなと思います。

やっぱりキャリアだけじゃなくて、話しやすさとか伝わる感じとかも大事じゃないですか。そのバランスが僕はフミさんが良かったな、と。

――ありがとうございます!なんか、私をお褒めいただくタイムみたくなっちゃった(笑)

全然いいです(笑)


コーチングを受けて描く、5年後の自分は?

――これからの自分へのメッセージというか、5年後くらいはどんなふうになっていますか?

そうですね。経済的にも精神的にもある種解放されて、地域社会やスタッフや家族のためにいきいき働いている楽しい大人でいたいなって思います。

――その時の自分は、毎日どんなことをつぶやいていますか?

ああ、今日も面白かったーーーって言って寝たい!今日も一日、全力で楽しんだーーーって、泥のように寝て朝起きる。仕事してるのか遊んでいるのかわからないくらいのところにいきたいですね。遊んでいるけど結果的にそれが仕事になっている、みたいな。そんな次元にいけたら最強です。

――そういう次元にいけるような道を一緒に見たいなと思うんですけど、その道に行く想像をしたとき、行けそうですか?

行けると思います。行けるというか、5年後には確実に行っています!間違いない。ここ一ヶ月ぐらいでけっこう確信に変わっていて。今、ゾーンに入っている感じがありますね。自分の思ったように進めば、思ったようになるっていう道が開けてきているって思います。

お客様とスタッフのリアクションが明らかに変わってきているなと肌で感じているので。自分に確固たるものができて、それを続けているからこそお客様やスタッフがこうなってきているなって思うので、このままいけば確実にいい会社になる。さらに素晴らしい経営ができるって思っています。

――うん、なる!なってます!(笑) お伺いしていると、自信ができあがってきたのかなって思います。

半年前と今とだと、全然違うと思いますね。一本の光が見えてきている感じ。この光、取りに行けるわ!って今は思いますね。


どこに進んでいいかわからない経営者さんは、コーチングを受けるべき!

――Kさんのそういった目標に向かっていま一緒にコーチとして走らせてもらっているんですけど、もしも誰かにコーチングを紹介するとしたら、どんな人におすすめしますか?

目標が明確になっていない人。どこに進んでいいかわからない経営者さんは、僕は間違いなくコーチングを受けるべきだと思っています。

――Kさんもそうですけど、特に事業を継承して経営者になったからこそ見えなくなっちゃうところってあるんですかね?

ありますよ。僕は、父親の会社をつぶさないっていうのと、雇われるより自分の責任だったら必死こいてでもコミットメントできるかなって感じで(経営者になる)門を叩いた。だけど、会社を経営するにしても、(選択肢が)枝分かれしていてどっちにいったらいいんだろうとなったときに、分からない。この方向に行けば儲かるけど幸せじゃなかったとか、いろんな枝葉があるわけじゃないですか。

どこをチョイスをしたら、本当に自分の幸せなんだろうってなったときに、コーチングの力を借りる方が最短距離なのかな。

――定まりやすくなるというか。

そうですね。会社を創ったはいいけどどうやって進んでいったらいいのかわからない、強みがわからない人の方が圧倒的に多くて。いろんな事業に手を出す人もいるじゃないですか。チャレンジすることは悪い事じゃないんですけど、自分の会社の強みや本当の自分の強みを生かしてやっていくためには、コーチングで自分を深掘りしていかないと明確化してこない。

――土台になる部分ですよね。

家と一緒ですよね。土台がふわふわしていたら崩れてしまう。ガチっとした土台を整えるためにこの時間ってすごく必要だな。

――土台がしっかりしたからこそ、さっき話に出てきたスタッフさんとの関わり方も明確になったっていうところもありますよね。

そうそう。自分の中でブレない軸ができた。(スタッフへの)アプローチも、ブレずにアプローチできる。行きたい方向のためにアプローチをかけているから、思った通りの成長が自分にも見える。めちゃくちゃ大事だなって思いますね。

――そうですね。やってはみたけれど現在地がわからないとか、進んでいるんだけれどしっかり足を踏めていない感覚とかがある経営者さんも多いと思うんですよね。

コーチングは必要だなと思いますよ。

――ぜひ届くようにしたいです!私も頑張ろう。

十分頑張っていますよ。

――めちゃめちゃ頑張っているKさんに言われると、幸せですね。ありがとうございます。


あなたの本当の課題、見つけてみませんか

スタッフとのコミュニケーションの質を上げ、継いだ会社をさらに豊かなものに成長させているKさん。自分で思い込んでいたものとは違う本当の課題が見つかったからこそ、未来への展望が開けました。

近い将来の理想の姿も、必ず到達できると感じていらっしゃいます。

置かれている状況も、環境も、一人一人違います。あなたが望む未来に進むために向き合うべき課題はなんでしょうか。

村田史子があなたの課題を見つけるサポートをいたします。まずはお気軽にご相談ください。

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