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なぜ友達なのかわからない(完)~人格否定と絶縁メール~

共通の友人に辛いことがあり、そっとしておこうと言っていたのですが、

その縁を切ることになった友人は、

共通の友人に、傷口にさらに塩を擦り込むような言動をし続けるので、

私は何度も余計に悲しませることはやめようと伝えました。

共通の友人とは以前から、その彼女Sとしますが、

Sのマウンティングする態度がどうも毎回疲れてしまうという話をするようになっていました。

三人というのは2対1になりやすいので、

私は子供時分から自分が先に一人になるように歩いたりしていました。


Sは学生時代は、引っ込み思案で、誰かのうしろにいつもいて

自分からは意見を言わないような子でした。

でも、仲良くなった子に対しては、上から目線のような言動は、

学生時代からありました。

若かったので、勢いと、キャラということで、

自然とできたグループ内では、毒舌キャラと言いながら、

軽く流していました。

グループ内でも、美人でお嬢様の子には、私達とは違う態度ではありました。


そんな大学時代の仲が良かったグループも、

結婚、出産、転勤等で、自然と会う機会も少なくなり、

卒業して30年以上経つ今は、もう年賀状しかやりとりもなくなりました。


ただ、そんな中、結婚が遅かったのと比較的近距離に住んでいるのが、

Sと共通の友人と私でした。

他の友人達の子供は親の手を離れていますが、

私達の子供はまだ小さいので、時々子連れで会っていました。


結婚して、Sがお受験が熱い地域に引っ越してから、

会う度に疲れるようになってきました。

こちらの地域を馬鹿にしたり、

子供まですぐ風邪引く、うちの子は体が強いなど、子供のことまでマウンティングしだし、

幼稚園上がった頃には、使っている教材を、あんな簡単なの、

うちはもっと難易度の高い通信教育だとか、

だんだんと会った後の疲労感が引きずるようになりました。

気がついたら、旦那に愚痴っていました。


そんなSは次第に、私の母校をアホ呼ばわりしたり、

私達の大学までディスりはじめ、

天に唾しているとも気がついていないのか、

Sの口からは悪口しか出てこなくなりました。


しばらく距離を置こうと、お茶のお誘いも共通の友人と二人でやんわりと、

予定があると言って断るようにしていました。


それから共通の友人に辛いことがあり、なんとかして力になりたいけれど、

もう学生時代とは違いますし、

いくら親友でも入りこんではいけない領域というものもあるので、

そっとしておこうとSと連絡を取り合っていました。


最初は理解してもらえたのですが、

急にSが、

「やっぱりすっきりしない!私は私が思うようにする!」

と言って、プレゼントや花束、手紙やメールを定期的に送っていたようです。


しばらくして、共通の友人から私に連絡がきました。

そして、本当に久しぶりに会うことになり、

話を聞くことができました。

私が思っていたとおり、贈られて来る物品や手紙が重荷だったと。

そんなことを思ってしまう自分に罪悪感も芽生え、

辛かったと。


時に、励ましやプレゼント、ましてや長い長い気持を込めた手紙なんて

親切の押し売りにしかならないのに。


実は、Sがプレゼントやティータイムにといった物品や手紙を贈っている一方で、

私に対しては、

「私(S自身)の気持を軽く見ている。プレゼントや手紙で彼女に勇気を与えれる。私は私のやり方で寄り添っている。kissaは私のやり方が気に食わないかもしれないけど、kissaと絶交してでも私は私のやり方で彼女の支えにはなっていく。」

と何通も同じようなメールをよこしてきまして、

私はノイローゼ気味になってしまいました。


共通の友人は一切Sには返信をしていなかったのもあり、

Sは痺れを切らしたのか、

突然、Sの信じる新興宗教の話を持ち出し、

「昔kissaは私信じる宗教を馬鹿にしたよね!

kissaはなにもわかっていない。その宗教によって私達家族は救われているし、幸せだ。

kissaは、宗教に偏見を持っているし、その宗教の人とは関わりたくないと思うけど、

私はそういう考えはなく、平等な考えを持っているの。

私がその宗教だと知ってもう友達関係をやめたくなると思うけど、

私は私なりに○○(共通の友人)のことを心配しているし、

これからもずっと私は私のやり方で○○に寄り添っていくから、

もう絶交してもらってもいいです。」

と、私の人格を否定するようなメールを送りつけてきました。


寝耳に水とはこのことです。

私はその宗教のことを学生時代あたりに、なにかの話題の時にちゃかしたかもしれません。

でも、それ以上にSと比較的一番仲が良かった別の友人は、

実際、学生時代にサークルで知り合った子に、道場のようなところに連れて行かれ、

勧誘されたと、笑いながら、それこそボロカスに話していました。

Sももちろんその場にいました。みんなで食堂にいた時だったと思います。

そして、確かS本人も、新興宗教きもちわるいとか、ゲラゲラ笑っていました。

なのに、いつ言ったかどうかもわからないようなことを、

突然メールに書かれて、絶縁宣言されて、

本当に心身が病んでしまいました。


そのことを共通の友人に言うべきではないと思っていましたら、

彼女は、様子がおかしい私を見て、そしてSのこれまでの言動から、

kissaになにか言ってんじゃないの?

と、察してくれまして、彼女も辛いのに、

私も自分の辛い胸のうちを聞いてもらいました。


数ヵ月後、学生時代のグループ内のリーダー的な友人から

伺いメールがきて、私はSのことを伝えました。

すると、先にSから愚痴を聞いていたようで、

それでkissaのことが心配だったからとお伺いメールをくれたようでした。

ただ、Sから聞いたこととは全く違う内容だったので驚いていました。


おそらく、私のことを悪者にして、自分には非がないように伝えていたのでしょう。

もちろん宗教のことは隠していそうです。


ああ、もう30年も経てば、学生時代の友情なんて溶けて消えてしまうんですね。

私は、ママ友関係で辛いことが多かったので、学生時代の友人は特別な親友と思っていた、

いや、思うようにしていただけだったのかもしれません。


Sからは、kissaは昔のことをいつまでも愚痴る、ねちっこいとよく言われていました。

でも、旦那や共通の友人が、Sのほうがよっぽど根に持つ粘着質だと。

そして、Sは自分自身のことを平等に見ることができると言っていましたが、

「あの子変な髪形!」

「あの子なんか貧乏くさい!」

「いつまでも派遣なんか」

「私の住んでいるところは、高学歴ママが多いの!」

「あの子ぶさいくやわ!」

「私あの子嫌~い」

と、しょっちゅう言っていましたし、

SNSでも、誘ったイベントのことを悪く言ったり、

イベントで買っていた手作りのものを

ゴミよばわりしたり、

そんな彼女なので、

他の記事にも書いているのですが、

ある時イベントでいあわせた私の友人が、

「なんであんな人がkissaさんの友達なの?

あんな人がなんでなの?」

と言われました。



絶縁メールのその後、彼女が私が言ったとする酷い言葉をメールに書いていたのですが、

私は一言もそんなことはメールに書いていませんでしたし、口にもしていませんでしたので、

それだけは書いて、しばらくそっとしておいてくださいと返信したところ、

しばらくして、謝罪のメールがきました。

謝罪されたと思ったら、SNSもフォローを外されブロックされました。

謝罪はなんだったのか?

LINEだけは連絡先なので削除はされていないのですが、

私の方は彼女から送られてきた酷い内容のメッセージが証拠となるので、

そのままアカウントは置いています。


SNSの私が過去にコメントしたものは見れたのですが、

その中に、一緒に参加した時のイベントをコケにしたようなコメント等が、

残らず削除されていました。

他の友人からのコメントや私のコメントと、

Sの特に気分悪い思いをしないような返信コメントだけは残っていました。


過去の自分の性格の悪さを反省したのでしょうか?



リーダー的存在だった友人に、ちょっとしつこくSのことをメールしてしまい、

もうSのことは考えないで、共通の友人ちゃんやkissaの自分のことをもっと大切に、

ネガティブな気持は持たないように、

Sとはもう切ってもいいんじゃないかなと言われました。

彼女もSから少しマウンティングされていたことがあったようで、

私から見たら、Sはいつもリーダーちゃんの後ろにいて、

そんな風には見えなかったと伝えました。


そうか、もう何十年も前にSの性格は見抜いていたんだ!

たまたま近くに住んでいて、度々会っていたから、

言ってみれば、結婚、出産して、母親になってもなお、

学生時代と変わらない、精神的な成長がなされていなかったということだったんです。


一緒に旅行だって行きました。楽しい時間も過ごしました。

でも、それは若かったし、その時が楽しかったらよかった、

そんなまだまだ青い時代。


今は、子供のお手本とならないといけない。

弱い者いじめするような言動はあってはならない。

彼女はこの30年間全く変わっていなかった。

成長がなかった。


いつも彼女の言動に、適当に合わせて

言ってみれば私にも責任があった。

Yesマンでした。

でも、今回は、現に傷ついている友人に追い討ちをかけるようなことをする

Sに私は意見した。

それが気に食わなかったんだろうと思う。



もしまっとうな大人なら、

「そうだね、彼女から連絡がくるまで見守ろうね。」

というのが、人として、思いやりのある行動なのではと思います。


”何が正解で何が間違いとかじゃないんだよね。”

と、Sからのメールにありました。

ん、正解云々以前に、あなたのその行いが実際人を傷つけている、

それに何度言っても気付かない、理解してくれないのは、

本当に残念でした。






子供の幼稚園時代の3年間(卒園後も継続中)、心的外傷だけでなく、家計のために始めたパート代、高校受験でいうと6校分の入学金くらいになる金額を、あるママ友に搾取されました。ママ友、同僚からのいじめ、ねずみ講ビジネス勧誘に悩まされている方のお役に立てられれば幸いです。