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木管五重奏「闇鍋」演奏会

を、聴いてきました。普段一緒に吹奏楽やってる仲間と高校の後輩に当たる方が共演している、自分から見ても不思議な集団。
自分たちも「普段世界が違うのに意気投合した」とのことなので、パラレルワールドのアンサンブルなんだな。

とか思ってたら昨日のオオサカシオンで数年ぶりに顔を合わせた高校の後輩に当たる方と2日連続で邂逅。そんなことある?

演奏会は2部制、前半で正統派をまず2曲、後半で木管五重奏を布教しつつ裾野を広げ、そして挑戦曲。

にしてもソリストが5人存在する演奏でした。それが混じって聞こえるのは全員前に出ているから結果的に同じラインに並んでいるという奇跡のなす技。1歩でも引いたら潜るけど誰も引かないから問題ないという。

吹奏楽で聴いている仲間の音の肌理の1つまで見えるのが面白く、にわかアンサンブルでないが故にリリースに意識が払われていて、挑戦的なのに安定していました。
あとはこの人たちここの練習楽しかったんだろうなーポイントが豊富。

昨日のシオンからファゴットの良さに魅了されているのですが、ファゴットの奏でる旋律ってセクシーだなぁと。
引っ張られたのかダルクさんのクラリネットはアルトサックスに近い艶になってました。
うのくんの音を数年ぶりに楽しみましたが守備範囲が広く、どの動きでも魅力が出せるのさすが。そしてそれらを軽々と踏み台にしてかぼすが輝く。人間関係そのままやん。

総じて見ても1曲目が一番良かった。緊張感はありつつも、ここ魅せたい!を感じました。

プロテスタントの教会はやっぱり素朴ですね。次はお金取ってでも椅子がフカフカしたカトリック教会か、少し客席と段のある小ホールだといいなぁ。
どこでやってもダルクさんは喋るときは少なくとも奏者より前に出ましょうね。


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