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ラッパーTok10「アートで食える」モデルケースを作る 最終章:サブスクするならアルバム?シングル?実験結果

このnoteを書いた約2ヶ月後にアルバムを出しました。そこから一ヶ月たち、だいたいの数字が見えてきたので報告します。サブスクするならアルバムなのか?シングルなのか?

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これまでの総まとめといった感じでグラフを公開します。初期の若干の上昇は「君には見せない」のMV発表、その後ワンランクアップしたのが「Anthem」のMV発表後です。その後はシングルとコラボ曲を2曲出したので数字は大きく下がることなく維持でした。

次の大きな延びが、先のnoteを書いた当時、新曲の「Hot girl」発表です。この曲はMVはありませんが、1曲で2.5倍の再生回数上昇となりました。曲の人気+久しぶりの新曲ということも理由の一つだと思います。

その1ヶ月後、楽曲自体は何の発表も行っていないのに、7割程度の上昇が見られます。これは、Tik Tokへの参加と、twitterに出した#打倒ブライアンの動画がバズったためと思われます。

そして、最後の上昇部分が4月の最初に出した"2" different colors のMV+アルバム発売後3週間の数字です。

約1ヶ月経って「Hot girl」発表時の数字から再生回数が約2倍になりました。

で、結論としては、アルバムがよかったのかシングルがよかったのか?と考えても、よくわからないな〜というのが本音です。今回のアルバムは7曲入りで新曲は4曲のみ。注目されるという点では圧倒的にアルバムの勝ちでした。ただ、数字的に言えば、シングルでコンスタントに出す方がいいと思われます。が、なんといっても楽曲の人気に左右されるので、結局は同じ曲を数回に分けて出したのとまとめて出した場合の比較ができない限り正確にはわからないと今頃になって気づきました。おそっ!

ということで、アルバムvsシングルは自分的には引き分けにしたいと思います。

最後にお知らせですが、このような数字の変化により、生活費と学費をまかなっていけそうになってきたので「アートで食えるモデルケース」作りはひとまず達成ということにします。サブスクはベーシックインカムとして活用しつつ、今後は、「アートでバズるモデルケース」を作ることを目指します。自分の作品のクオリティをあげて、どうやったら多くの人に届けることができるかを考えていきます。今までこのマガジンを読んでくださったみなさんありがとうございました!今後は新シリーズでお楽しみください。


ところで、先日、ヒャダインさんが、サブスクのせいで若手アーティストが育たないと嘆いているこのような記事を見つけました。

https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/my-asa20190507_02.html

ここで書かれているパーセンテージの問題などは、事務所に所属したり、メジャデビューを目指したりする場合におそらくは出てくる問題だと思われます。セルフプロデュースであれば、自分程度の知名度でも普通に生活できるレベルに稼ぐことができるので、大丈夫。

みんな楽しみながら頑張ってください!



「アートで食える」モデルケースを作りたいです。サポートされるとどんな風になるのか気になるのでご協力ください!