#213マーケットのテクニカル百科

テクニカル分析の入門書といえば本書という位置付けであり、プライスアクションやトレンドチャネルに関して学習してきたが今一度基礎に立ち帰ろうということで読了。市場に現れる形にこういった本はページをさくが、本書はその背景で起こっていることをしっかりと説明している。見方が結構しい的になるものも多いが、引き出しとして持っておく分には良いだろう。

・トレンドラインは、上昇の場合には二つのはっきりとした安値が必要で、下降トレンドの場合には二つのはっきりとした高値が必要となる。

・トレンドラインは試されれば試されるほど重要度がます。

・底値圏で出来高の減少を確認したのなら、弱気相場の終了を意味する。

・値動きと出来高が伴って、その値動きがトレンドを形成しうると考えてよくなる。

・ヘッドアンドショルダーズや、ヘッドアンドショルダーズボトムは、人々が再度高値や安値を試すときに出来高が確認されず、高値安値も更新されなかったということが反転シグナルを示しうることの実例。ネックラインは明らかでないこともあるが、参考にはなるし、ここを超えるときに大きな出来高を伴うことが必要。

・ただ、これが完璧に目に見える形になって現れることの方が稀であることも弁えておくべきであって、複合型(ヘッドとショルダーが複数あること)があり得ることを理解しておくこと。

・カップウィズハンドルも反転型であって、下落時に出来高が追随していないものをいうか。

・対象三角形からの上放れは、形成中の2/3あたりで見れた方が良く、頂点に行けば行くほど意味合いがよくなくなる。

・放たれる方向は、株価の既存の方向と同じことが多い。出来上がのは揉み合いや、今までの心理的なライン近辺。

・上昇局面で新高値をつけた後、前日の終値を下回って引けた日をキーリバーサルデーで、短期トレードには良い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?