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シェーグレン症候群とは

私には生まれつき、シェーグレン症候群やパニック障害という病気があります。見た目にはあまり分からない事なので、こちらに記載する事で、少しでも病気に対する理解や関心を得られたらと思います。

シェーグレン症候群の患者さんは全国に約6万8000人いると推定されています。
約2000人に1人の割合であり、比較的珍しい病気であり、難病指定されています。

シェーグレン症候群とは、免疫のバランスが崩れることによって涙や唾液を産生する涙腺・唾液腺などの臓器を攻撃し、眼乾燥(ドライアイ)や口腔乾燥(ドライマウス)を主にきたす病気のことです。自己免疫性疾患(免疫の異常によって自分自身を攻撃してしまう病気)の一種であり、涙腺や唾液腺だけでなく全身の関節、肺、皮膚、消化管、腎臓などさまざまな部位にダメージが及ぶこともあります。

しかし、どのような原因で免疫の力が過剰にはたらいて涙腺や唾液腺を攻撃するのかはっきりとは分かっていません。シェーグレン症候群を根本的に治す方法は、現時点では解明されていません。

なので、目が乾燥する時にはドライアイ専用の目薬をさしたり、唾液が出にくい時には唾液を促す薬を飲んだり、関節痛には湿布などで対応したりして、その時の症状に合わせた処置をするぐらいしか出来ることがありません。

私の場合、特に酷い症状は目の乾燥(ドライアイ)、口の乾燥(ドライマウス)、全身の関節の痛み、だるさ、めまい、胃もたれ(消化不良)、光過敏(太陽光)による発疹、などが特に強く出ています。

配信中に突然声が出なくなったり、目がかすんで文字が見えなくなったり、急激なだるさにより疲れが出たりしますが、そのほとんどがシェーグレンが引き起こしているものなので、お気遣いなく、と言いたいところだけど、つらそうに見えると心配になりますよね。
お気遣いのお言葉、いつもありがとうございます。
身体は常に乾燥や痛みと戦っている為、つらいことが多いですが、気持ちは元気なので、心配してもらうよりも、皆さんと楽しい時間を過ごして、苦痛を忘れる方が自分にはありがたい事なので、貴重な時間をなるべく皆で楽しく過ごしたいです。

でも、無理は良くないので、あまりにも症状が強く出ている時は自己判断でお休みさせて頂きますので、どうぞご理解よろしくお願いします。

パニック症(パニック障害)とは、
予期しない突然の強い恐怖や不快感の高まりが生じて、動悸、息苦しさ、吐き気、ふるえ、めまい、発汗などの“パニック発作”を繰り返す病気のことです。
このようなパニック発作は特定の状況で生じることもあるため、発作を避けようとするあまり外出が困難になるなど日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。

パニック症で現れるさまざまな症状は、発作が治まると自然に改善していくため治療の必要はありません。しかし、日常生活に支障をきたしやすい病気であるため、発作を予防するために薬物療法や精神療法などが必要となります。

この病気の明確な発症メカニズムは解明されていませんが、脳の延髄(えんずい)と呼ばれる部位の機能に何らかの異常があることによって引き起こされるとの説があります。

同じパニック障害と言っても人によって、症状が全然違ったり飲んでいる薬も人それぞれ違うので、あくまでざっくりとした説明になりましたが、自分の場合は、対人恐怖からくる発作もある為、人との関係で不安や緊張に襲われると、極度に体温が下がり、突如 息が苦しくなり、全身が震えだしてしまいます。

一度症状が出てしまうとなかなか治まるのに時間がかかったりしますが、別のことに気を紛らわしたり、近くの人に手を握ってもらうと少し楽になったりします。

精神疾患は気の持ちようとか、心が弱いからなると思われがちですが、決してそういう単純なものではありません。

さっきまでは大丈夫だったのに、配信直前に急に発作に襲われることもあります。
配信中に出ることもたまにあります。
時間が経つと自然に治まるケースもありますが、何をしてもダメな時もあります。
ダメだなって時には配信を短縮して終わる場合もあります。

Pocochaにはたくさんの人がいて、自分と同じような精神疾患や病気を抱えている方もたくさんいると思います。うちに来て下さるリスナーさんにも同じような病気を抱えている方が多数いらっしゃいます。

何となくで構いませんので、ふわ〜っと頭の片隅に置いて頂けたら嬉しいです。

ここまで読んで頂き、感謝致します。

今後ともとうか枠を末永く見守ってくださいますよう、よろしくお願い致します𓂃 𓈒𓏸໒꒱



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