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パワポを使ったモックアップ制作基本記事

新しいプロジェクトや施策を始めるとき、「やっぱりランディングページ(以下、LP)は作った方がいいかな」と考えるあなた。

多くの人が、特に中小企業だと、LP制作に手を出すのは難しいと感じるもの。確かにコストや工数の面で悩む点は少なくありません。

でも、そんな壁も乗り越えられる方法があるんです。そんな方法を今回はシェアさせていただきます!


今の時代ランディングページ(LP)は必須!効率よく作るには?

日々のコミュニケーションや情報取得の大半がオンラインを通じて行われる現代。自社サイトやLPを持たないという選択肢はないことでしょう。

しかし、その制作には結構な工数やコストがかかると思っていませんか?

この項目では、LPの基本から、効率的な作り方までを噛み砕いて解説します。


ランディングページ(LP)とは

LPって何?と思っている方もいるかもしれませんね。

LPとは、ランディングページ(Landing Page)のことで、ざっくり言うと、ユーザーが最初に訪れるページのこと。Webマーケティングの中で、今や非常に重要な役割を果たしているんです。

WebサイトとLPはよく混同されがち。ですが違う点が数多くあります。最も大きな違いは「ページ数」と「構造」でしょう。

Webサイトは、複数のページで構成されています。TOPページを起点として、ページからページへと複数の下層ページに遷移できる構造なっており、さまざまな情報の提供をします。

対して、LPは、1ページ完結型のWebページとなっており、コンバージョンに特化しています。

LPを作成する際に便利なサイト

LPを作成する際に活用できる便利なサイトはいくつかあり、例えばノーコードのツールであれば「Wix」や「ペライチ」などがあります。
ただ、これらだけだと自分の思い描いたLPになかなかならないことも。
使い慣れてくると「やりたいことができない」という状況になってしまうこともあります。特にBtoBの場合だとLPを効果的にするためにはテンプレートだと物足りない時もあるでしょう。

Wix:https://ja.wix.com/
ペライチ:https://peraichi.com/

LPでのイメージ作成にはパワーポイントが便利!

私が実際にLPを制作する際に感じるのは、マーケティングチームやデザイナーとの連携が非常に大切だということ。しかし、全員がデザインのプロではないですよね。
デザインのプロではなくても、マーケティングチームは製品知識が豊富で、どの機能やポイントを前面に出したいのか、そのアイデアは非常に鮮明です。
私がこういった場面でよく利用するのが、パワーポイントを使用して情報とレイアウトを作成していくという方法です。
私のやり方としては

  1. アピールしたい要点を付箋などに書き出す

  2. 良いと思っているサイトの構造をトレース

  3. 書き出した情報をトレースしたサイトに埋め込んでいく

  4. いくつかの案を作成

  5. 作成案をもとに、デザイナーやマーケティングチームとの間で話し合う

パワーポイントを用いれば、ざっくりとしたサイトのイメージを十分に伝えることができます。
また、オンラインツールを利用すれば複数の人と同時に編集することも可能になり、効果的なフィードバックを受け取ることができます。特に、後から変更が必要な場合も、すぐに修正ができる点は非常に便利です。
さらに、パワポはほとんどの企業で使用されているため、特別な準備なしで誰もが取り組むことができ、属人性がなくなり作業の分担などが円滑に行えるようになることも魅力です。


LPはファーストビューを意識しよう!

私がLPを作成するうえで特に重視するのは、ファーストビューの部分です。

なぜなら、訪問者がページを表示した際に最初に目にする部分であり、そのサイトに対する第一印象を大きく左右するからです。

このエリアが魅力的であれば、訪問者の関心を引き付け、さらにページを探索してもらえる可能性がぐぐっと高まるため、意識的に作成していく必要があります。


どうしてファーストビューが重要なのか

皆さんも経験があると思いますが、Webページにアクセスした際に「デザインが好みではないな」「文字が小さすぎて読みにくい!」などと思ってすぐに閉じてしまったこと、ありませんか?

データによれば、なんと約90%もの人がファーストビューの印象だけでサイトを去ってしまうと言われています。

特に広告からのアクセスが増えると、訪問者はファーストビューだけで製品の内容を判断することが多いです。そのため、私はこの部分を最も重視しています。

制作する上でのポイント

私がファーストビューのデザインを考える際に最も大切にしているのは、「CtoA(Call to Action)」を配置すること。これは、訪問者にアクションを促すトリガーです。

ファーストビューの中に入れる動線としては、なるべくライトな動線が理想です。例えば、システム商材であるwebマーケサービスのLPで最もコンバージョンの難しいアクションは「お問い合わせ」ですよね。

しかし、ファーストビューに「資料ダウンロード」というような軽いアクションを設定することで、より多くの人が行動を起こす可能性があります。

この構成の他に、製品のLPを制作する場合は、やはり実際に使用しているシーンを動画などで訴求していくことが効果的。動画は情報量が多いので、どんな活用が期待できるか、という想像を容易にできるため有用です。

最終的に、このファーストビューがどれだけ魅力的に仕上がっているかが、LPの成功を大きく左右します。

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まとめ

LPページの制作は、一つのチームワーク。私が考える理想的な制作環境は、マーケティングチームや開発チーム、デザイナーが意思疎通を図りながら作業すること。今回紹介したパワポを使用した方法は、その一例です。そして、ファーストビューの重要性も忘れずに。この記事が皆さんのLP制作の参考になれば嬉しいです。

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