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大学生×ODA 日本の国際協力について学ぶ

東海学院大学管理栄養学科で管理栄養士・臨床検査技師を目指して学んでいる1年生です。今日は外務省国際協力局の小島拓磨先生から『日本の国際協力~農業分野と栄養分野を中心に~』というテーマでお話をお伺いしました。

ODA(政府開発援助)ってなんだろう?

ODAという言葉を日頃聞くことがあっても、新聞やテレビで聞く程度で
正直なところ・・・いままであまり身近に感じることはありませんでした。
お話をお伺いし、私が驚いたことは、日本は米独に次ぐ世界3位のODA実績(2021年暫定値ベース)で日本の2022年度のODA予算は5,612億円。そのうちの半分弱が社会インフラ&サービスに使われていて、農林水産分野の割合が少ないということです・・・

みんな真剣に聞いています

農林水産分野のODA額の割合は意外と少ない!

日本の二国間ODA額に占める農林水産分野の割合は4.3%(2020年)。世界のODA額も3~5%で推移しているとか・・・割合が意外と少ない・・・
私は最近の気候変動や世界人口の増加もあり、生きるために必要な食べ物に直結する農林水産分野はもっとODA額が高いと思っていました・・・

農林水産分野の栄養改善に向けた多様な取り組み!

農林水産分野の国際協力の多様な取り組みについてもお話を伺いました。
2021年12月に開催された『東京栄養サミット2021』で栄養改善に向けて国際社会が取り組む方向性が示されたこともあって、「栄養改善」に関する取り組みも多いのだと思いました。
西アフリカでの農家の栄養改善・収入向上、栄養成分に着目した生産性向上に向けた研究・技術開発、慢性的な栄養不良を改善するための新たな栄養評価法の開発・栄養改善指導など・・・本当に多様な取り組みがなされているのですね!

広い視野で考えていきたい!

今回のお話をうかがって、私達が学んでいる「栄養学」も国際協力において重要になっていること知りました。大学で「栄養」や「栄養指導」「健康」に関する学びを深め、広い視野で考えられる管理栄養士・臨床検査技師になりたいと思いました。    
大変貴重な学びの時間となりました。ありがとうございます。

【ODA出前講座...

Posted by 外務省 on Wednesday, February 15, 2023

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