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上司や仕事をする仲間と合わないなら、辞めてもいい。ていうか辞めて自分を守れ。

半年間の業務委託契約で関わったマネージャーの話。
先にお伝えしておく。
私はこの人がマネージャーでなければ、今も契約を更新していたであろう。
つまり「合わなかった」
彼を批判したいわけではない。標題のとおり、それでいいんだと伝えたい。

合わないから、辞めたのか?その通り。辞める前2ヶ月の間私は自己肯定感はだだ下がりで1日を過ごしていた。
不眠もやや感じていたが、「不眠になんてなってないから、私はまだ逃げちゃダメなんだ。」と真面目に捉えてしまう方がいても困るのでそこは勘違いしないで。
不眠は感じていたが、食べる、寝る、出かける、笑う。など超絶健康だった。

だがしかし。
このマネージャーと関わることを私が「NO」と思ってしまったのが現実だ。

ではどういう人間だったのか。
某社の数百名というチームをまとめ、事業の礎を築いた人間だったそうだ。
それはそれは優秀な人物だったのだろう。(知らんけど。)
知らんけど、ってのは委託元の会社の規則で所属するチームのマネージャー以外の委託元社員との直接的関わりは「できない」決まりだった。(今思えば謎)
なので、彼が委託元の会社の中でどういった存在だったのか知らない。

マネージャーとは言葉の通り、管理する人。マネジメントとは組織(会社など)の目的を能率的に達成するために、組織の維持や発展を目指す。図る。だと思う。
今のマネジメントにおけるスタッフとの関係性、というか私と彼の関係性が全く噛み合ってなかったのでただただ私は「謝る」を繰り返すことになっていた。
最低のコミュニケーションだと思う。もはやコミュニケーションではない。
なぜそうなったのだろう。
彼はマネージャーなので業務指示をしてくるのだが、属して4ヶ月くらい経った頃から業務の「目的」が示されないことが増えてきたのだ。
言われたことを言われた通りにする。それに間違いはない。
けれど「なぜそれをするのか」「それをすることでチームや会社にどういった利益がもたらされるのか、もたらされる予定なのか」「私はこういうビジネスモデルを会社で提案したのでそれに向けて動いて欲しいんだ」という、
その業務の意味が示されなくなってきたのが私にはとても違和感だった。
たとえ業務委託といえど、それを知っている、知っていないとではこちらの姿勢も変わってくるのだけど。

結論から話してくれる?とMTGの度に言われていたがそちらはそちらで結論しか話さない=これして。あれして。 そうなると、そういうことは気にしなくていいのか。と思いつつ業務していたが、段々とやはり噛み合わなくなってきてしまった。
そりゃそうだ!やるけど、何も生まれていかないんだもの。
完了しました。終
モチベーションをどうするかなんてどこにもない。笑

湿っぽくなってしまった。

所属チームのマネージャーという役割は彼に新しく与えられたポジションだったこともあってか、新たにチームを創るとなった時に彼自身「どういうチームにしたいのか」と「俺はこのポジションでこうなるんだ、こうなっていきたいんだ」という自分軸がそもそも保てていなかったんだなぁと改めて思う。
机上論として、数字での管理はプロフェッショナルであったが、マネジメントやコミュニケーションにおいてはそうではなかった。
私はコミュニケーションをとっていきたい人間なので、それがない、伝わらない。伝わっていると思えない相手と話がしたいかと言えば、私はしたくない。

そういうことがずっと続き、結局私はこの業務になんのやりがいがあるのか見出せなくなり、チームを抜けることを決意した。
そこで頑張りたい何かがあれば、「何故彼はそういう風にいうんだろう?」と彼の気持ちを考え接し方を変えることができたとは思う。

それよりも、
提案すれば「なんで?」「それは必要なことなの?」とできるが故の発言の返し。
私はそれを「拒否されている」と受けて止めてしまう思考になっていて、もうこれでは無理だ。と感じるほうが大きくなってしまった。

相手を怖いと思ってしまう。怖いと萎縮して何も言えなくなる。言わなくなる。合っているかどうかの確認すらしなくなる(業務上、合っているのはわかっていても確認したほうがいいなと思ったこともあった)
こうなるともうダメだ。修復はできるけど、私はもういいや。と。
いや、わかっている。改善の方法はいくらでもあるし、私の意識の持ちようや関わり方でいくらでもどうにでもなった。

けれど、それを頑張ってまでここで働く(仕事をもらう)ことは私にとって「やりたいこと」なのか?と考えたらもうNOだった!
毎朝起きても楽しい気分にはならないし、太陽を浴びるルーティンでなんとかPCを立ち上げる力を起こす。
げんなりする気持ちの方が大きい。
たった半年でこんなことになってしまうなんても思っていなかったけど、思ってしまったのだから仕方ないんだよ。
そんな気持ちが1ヶ月ほど続いて、ブツンともういいやとなる出来事があったので、私はその日の日報に「契約更新は希望しません」と一言書いて送った。

返信には「理由を聞かせてください」とだけ。
テキトーに建前を書いた。言いたいことや思うことは多々ある。けど、彼は仕事においてはプロフェッショナルだが、コミュニケーションスキルがおそらく繊細では無いから伝えても、噛み合わないのでもうどうでも良くって言わなかった。
彼は原因論人間だから。


皆も、なんだかモヤモヤモヤモヤして朝を迎えることはないだろうか。
会社に行っても、バイトに行っても、アイツがいると気分が沈む。恨むでも、嫌うでもなく、いいところも知っているけどどうにもならない。
そんな気持ちを持っていることはないか?

もし、自分がそこでかんばりたい理由があるなら、がんばろう。
彼との関わり方を考えよう。一緒に考えよう。
もし、そこでがんばりたい理由はないし、やりたいことではないのなら、潔く環境を変えよう。それでいい。誰も貴方を怒らない。
私も怒らない。神も怒らない。責めない。
親や恋人、友達、上司、仕事仲間が何か貴方へネガティブな言葉をかけて来たとしても、それは「怒ったり、責めたりしているのではない」
自分ができなかったこと、彼ら彼女らの人生にない選択肢をあなたが取ったのを見て、びっくりしているだけだ。
その感情がそういうことばになっただけ。

大丈夫。あなたは、それでいい。


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