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『やり抜く力GRID』を読んで、根気のない自分にさよならできそうだと思った。4つのポイント


何事も続けていたらいつかなにか形になる。だからこそ、継続することが大切。

……ってそんなことは100も承知。それができないから困ってるんです。

そんなやりとりを、自分のなかで繰り返して生活している一般市民は私です。

最近「GRID」という言葉を知りました。こんな根気のない私が、いま一番伸ばしたいと思っている力です。

最近こちらの本を読みました。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける 著アンジェラ・ダックワース


夫曰く、起業のセミナーなどでは物凄い頻度でこの本がおすすめされているんだそうです。ビジネスマンに人気なんですね。

私は普段、ビジネス書ってそこまで読まないタイプですけど、この本はそんな私でも実生活レベルで活かせることがたくさんあったのでシェアします。

どうやったら粘り強く成長できる人になれるかまとめ4つ


1、意図的な努力を行う


・「優秀な人」の姿勢を知る
どんな成功している人も大変な練習や準備期間にたくさんの時間をかけている
・習慣化する
同じところ、同じ場所
・「いま、この瞬間」の自分を見ながらチャレンジする
赤ちゃんは歩くことに何度失敗しても気にせず挑戦を続ける。それは「いま、この瞬間」しか考えていないから

2、やり抜く力の原動力は「興味」と「目的」


「自分のしていることは他の人々にとって重要な意味をもつ」と意味づけすることも大切

3、目的意識を育むために


・いま自分がやっている仕事がどのように社会へ役立つか考える
・いまの仕事が自分にとって一番大切な価値観に繋がるようにささやかでも意義のある変化を起こしてみる(特定の業務を追加する、逆に人に任せる)
・この人のようになりたい、というロールモデルを見つけるまたは具体的に考える。

4、楽観的に物事をとらえる


物事を継続するために楽観的に捉える姿勢は必要不可欠
上手くいかないことがあっても「一時的」「特定的」なものとして捉えること。
例)○「こういう理由があったから今回はうまくいかなかった」
  ×「自分は何をやってもだめだ」
客観的なできごとよりも、それに対する解釈の仕方によって感情や行動は左右されていると知る。
 
 
 
才能のあるひとや、何かを成し遂げた人を見ると「能力があっていいな」「環境が恵まれていて羨ましいな」などと、自分では変える事の出来ないハード面にばかり目が行ってしまいがちです。
 
もちろん、才能や環境は能力を高めたり成果を上げるための重要な要素。だけど、そんな状況に恵まれている人ですら継続して努力することを重ねています。
 
このGRIDは、まとめにあげたようなことに取り組むことで後天的に伸ばしていくことができる能力であると著者は述べています。こうしてまとめてみると、自分がやっていることに対する「目的意識」をどう持つか。ということがいかに重要なのか分かりますね。
 
本書にも紹介されていますが、イソップ童話に『3人のレンガ職人』という話があります。
 

旅人が、建築現場でレンガを積んでいる職人に「何をしているのか」と聞く。

 1人目<見れば分かるだろう。仕方なくレンガを積んでいる>

 2人目<家族を養うために、レンガ積みの仕事をしている>

 3人目<歴史に残る大聖堂をつくっている>

仕事に夢はありますか? 「3人のレンガ職人」の謎を追う/上 | 毎日新聞 (mainichi.jp)


 
同じことをやっていても、どんなふうにそこに意義を感じ取り組むか。それによって、仕事への姿勢も、自分の満足感や幸福度も大きく変わっていきます。
 
仕事だけじゃなくて、趣味でもなんでも。『継続は力なり』ですから、このGRIDを意識して少しでも根気が身に着くといいなと思っています。
 
とりあえず、ライティングの勉強を私は頑張ります。頑張ります……。


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