スマホやインターネット、他各種依存症で失われる最も貴重な人間の能力

依存傾向にある人向けに書きますが、スマホやインターネット他各種依存症(ゲームや酒、ギャンブル、ポルノなど)で失われる、人間にとって最も貴重な能力は、報酬を先送りにする力です。

有名な話なので聞いたことがある人はいるかもしれませんが、外国で複数の子供を集めマシュマロテストという実験を行いました。

眼の前にある直ぐに食べられるマシュマロを、確か一時間待てたら倍にしてもらえる制約を掛けて実験をした結果、待てた子供は将来良い職業に就いて、そうでない子供は良い職業に就けず、体型も太りジャンクフードまみれの生活となっていた様です。

もちろん傾向としての結果ですから何とも言えませんけど、眼の前にある報酬を先送りに出来る個体とそうでない個体には、長期的に見て明確な差が出来たわけです。

人間はストレスを感じると、苦痛を避けるために回避行動を取る生き物です。その回避行動の種類が現代に置けるスマホや、依存できる食べ物やコンテンツなんですよね。何と言っても直ぐに報酬を得られて、しかも高いドーパミンを脳内から放出されます。

本来なら人間は苦痛に耐え積み重ねて報酬を得て成長していく動物なのですが、現代の直ぐに現実逃避させてくれる環境により、報酬を先送りする能力が失われるんですよね。

気付いたことなので、共有の為、残しておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?