ストレス
玄米。外食で食べるとおいしい。
色と味的に体に良いことをしている気分になれるのもいい。
"実は体によくない説"も聞いたことがあるけど、なんとなく白米よりは体にいいんじゃないかと思っている。
そんな玄米。日々の食事に取り入れてみたことがある。
玄米にはこってりしたおかずはあまり合わないから、鮭や卵焼き、水菜のサラダなど自然と健康的なものが並ぶようになった。おしゃカフェで見るような雰囲気の、写真が撮りたくなるような感じの。
最初の1〜2週間は良かった。新鮮さもあるし、美味しいし、体にも良さそうだし。
でも途中から飽きてきてしまった。というか、たまに炊いた白米が美味しすぎて食べすぎてしまうという何とも本末転倒な現象が起きてしまった。
白米を炊く日は生姜焼きなどの白米に合うおかずを作り、ご飯を何杯もおかわりする。「やっぱり白米最高〜」となる。
たまに玄米を炊くとテンションが下がってしまう状態にまで陥った。
白米と混ぜて炊いてみたりもしたけど、やっぱり"100%白米"には勝てない。食べきれない玄米が冷蔵庫に残ったまま、いつしか白米しか炊かなくなった。
たまに外食で食べるからおいしく感じられていたことに気がつく。精米のありがたみにも気がつく。
外食だと大量の葉っぱサラダが全部食べられるように、家と外での食事って何かが違うんだと思う。
何が違うんだろう?
外で食べる特別感、テンション、人に見られているという意識(誰も見てないけど)、お金払ってるから残したくないという貧乏性的な気持ち、シンプルにもったいない気持ち。
こんな感情が混ざり合ってるんだと思う。
でもあのまま玄米を続けていたら逆に不健康になっていた気がする。
健康なものを無理して食べ続けるより、それを続けることによって溜まるストレスの方が体によくないだろうから。
白米うめぇ〜と幸せな気持ちで食べることがいちばんの健康法だと思う。好きなものを食べたい言い訳として自分を納得させている部分も半分くらいはあるかもしれないけど、でも割と本気でそう思っている。
妊娠中、産科の先生が「タバコを吸うよりも、辞めなきゃと自分を追い込んでストレス溜める方がよくない。それくらいストレスって体によくないものだよ。」と話していた。この言葉を今も信じている。
座右の銘を「ストレスを溜めない」にしてみようかな。それは違うか。
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