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好きなデザインについてぐだぐだ話す vol.3 Pedersen Bike

どうしても欲しい自転車ができた
こっちの友達が乗ってたのを見て、あまりのかっこよさに目を惹かれた

自転車に乗っていた友達を停めて、降りてもらい写真を撮った。
複雑なかたちをしたフレームの無骨さに、
何と言ってもそのサドルのユニークさがたまらない。

調べたところ、このタイプの自転車は”Pedersen”と呼ばれるらしい
19世紀末ごろにデンマークの発明家ミヒャエル・ペダーセンさんが発明したから"Pedersen"

最大の特徴は何と言ってもサドルだと思う。
ハンモックのような構造でサドルを吊ってもたせようとした
まだ自分で座ったことはないが、まるで空気椅子のような感覚だそう。
空気椅子だとモーレツにしんどいのでは?と思ったが、
おそらくとても座りやすいのだろう。
最早これは座りやすいかどうかの問題だけではない、
男のロマンを感じる

また細身のフレームをトラス式にして取り入れルコとで車体に強度と軽さを実現した。

そんなゴチゴチしたギミックが詰まった自転車。
既存のありきたりな自転車のスタイルとは別の次元にいる
初めて自転車で心から欲しいと思ったぞ

京都にいるとき、周りの友達がどんどん良い自転車を買っていった
細いタイヤにシュッとしたフレームのクロスバイク。
白シャツにバックパック背負ってザ・シティボーイの完成、みたいな
なぜだか全くかっこいいと思えなかった

しかもめちゃくちゃ高い。
それだけ出せばかっこいい原付買えるぜ、
原付の方が遠くに行けるし、見た目もかっこいいぜって
何回言っても誰も聞いてくれない。
仲のいい友達と
「あいつら原付の便利さとかっこよさわかってねえよ」なんて言いながら
京都では原付乗り回してた、懐かしいな


少し話が脱線してしまったが、まあ詰まるところ
昔からシュッとした物への興味がほとんどない。
スポーツカーをカッコ良いと思ったことも一度もない

いつだって大好きなのは、ゴチゴチしたユニークでかつ機能的な物
この自転車はいい!欲しい!!

友達に聞いたところ、コペンハーゲンではクリスチャニアで製造されており、そこでしか手に入らないとのこと。

クリスチャニアは、ここでは説明できないくらい世界的にみても特別な場所
一言でいうと、政府から独立したヒッピーたちが自由に生活する自治国家
ラブ&ピースな場所。
またいつか、ここについては詳しく書くつもり。

家具よりもなんとかこの自転車を日本に持って帰りたい
まだ時間はある。作戦を練っていこう

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