最高が手頃な価格で手に入る時代

今日、「AIの遺伝子」の3話~7話と「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」と「放課後のブレス」と「ポケットモンスターリコとロイの旅立ち」の20話、21話を、見た。

やはり、アニメを見るのは楽しい。主人公の挑戦や経験を見ることで、自分の人生に足りない冒険心を補うことができる。

自分の好みで見るもの見ないものを選んでいると似たり寄ったりになってしまい、作品鑑賞に飽きてしまうことがある。飽きると、少し落ち込む。

好きだったものに、以前と同じ興奮を覚えられないのは寂しい。そのため他の人におすすめの作品を聞くことも多い。

ちゃんと見たり読んだりできているのかと言われれば、微妙である。買うだけ買って置いたままの小説が何冊あるだろうか。

小さい頃、父が「絵と文字の両方を同時に見て、理解しなければならないから、漫画を読むのは疲れる」と言っていた。

当時の私には全く理解できない感覚だった。月に1回発売される、りぼんを心待ちにしていた。読み終えるのが寂しくて、好きでない連載でさえも、ていねいに目を動かし、一コマずつ追いかけていた。

今となれば、父の感覚はよくわかる。発売されている巻を全巻購入出来る所持金があるからだ。それが旧作であればなおさら、手軽な価格で手に入れることができる。

まとめ買いをすると、届いた時点で「全巻読み切ることがタスク」になる。

娯楽が身近な時代になった上、どんなに面白い作品でもいずれは過去の流行になり、価格が落ちることが想像出来る。

全てが手に入る状況になっても、全てを手に入れることは出来ないのだなと理解した。

昔欲しかったものをたくさん手に入れたいと願ったとき、支払いは可能であれど時間が足りない。残念だけれど、特に気になるものから順に手に入れるなど、取捨選択はやはり大切なのだなと思う。

一日中作品を見続けたことで、頭がパンクしそうだ。今日は日記に感想を書き出して、頭をすっきりさせてから眠りにつきたい。



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