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【必読!】国家試験の勉強方法から模擬試験の効果的な使用方法を徹底解説

記事をご覧いただきありがとうございます。
理学療法士として臨床業務・専門学校の教員・webライターをしている「おとん」と申します。

専門学校の教員をしていると「国家試験合格のための勉強」ができない学生が多くいることに気が付きました。試行錯誤して行き着いた1つの道標をお示ししたいと思います。

まずはじめに
経験・知識のある者から教えをこうのが1番の近道です。素直に聞き入れて実行できる人が強い!

「人に教えてもらいたくない」「自分で出来る」「今のやり方で良いんだ」という方は今すぐ「ブラウザバック」をクリックしてください。

私は偉そうなことを言うつもりはありません。ただ、自分が勉強したこと・学生たちを見てきて気付いたことを共有したいと思っています。
それがみなさんの資格取得のお役にたてれば嬉しいです。

さて、あなたは小中高と勉強をしてきたと思います。今まで勉強を教えてきてくれた人たちで「勉強の方法」を教えてくれた人はいますか?

なぜ「勉強の方法」を勉強しないのでしょうか?考えたことがありますか?
それは「勉強の方法を知らなくても一応できてしまうから」だと私は思います。

野球のルール・道具の使い方・ボールの打ち方・ボールの投げ方を知らないで、野球の練習をして上達するでしょうか?
上達したとしても、そこまでには多くの時間を要するでしょう。しかし、これらを教えてくれる監督がいたら、習得するまでに要する時間はかなり減ります。

勉強も一緒です。
地頭が良ければそれなりにテストで点数を取れてしまうんです。地頭が良くなければ、勉強方法に工夫を入れる必要があります。その方法を知らなければどう工夫していいかもわからないですよね。

試験合格のための勉強方法やコツなどを紹介していきます。大きな項目としては以下のようになります。

  • 試験勉強をはじめる前に理解しておくべきこと

  • 質の高い勉強

  • 勉強習慣を身につける

  • 効率的な勉強

  • 読解力を向上させる

  • 問題の傾向をつかむ

  • やってはいけない模擬試験の受け方

  • 模擬試験の受け方

  • 模擬試験の直し方

  • 具体的な試験の受け方の流れ

さらにそれぞれ小項目に分けて、具体的な方法を紹介していきます。

試験勉強をはじめる前に理解しておくべきこと

試験勉強をはじめる前に以下のポイントにていて理解をしてください。この先の勉強のモチベーションや効率が変わります。

  • 学費について

  • 我流はダメ

  • 期末試験の感覚はダメ

  • これまでの積み重ね

学費について

大学・専門学校へ通っている人であれば、まずは3年間または4年間でかかる学費を知りましょう。卒業してから就職すると一年間でいくら稼げるのかを調べてください。
理学療法士を例にすると
4年生の専門学校では4年間で約600万円の学費がかかります。国家試験に合格して働くと1年間で約400万円を稼ぎます。

筆者作成

不合格であれば稼ぐはずだった400万円がなくなります。逆に出費が増えるでしょう。

我流はダメ

国家試験の出題範囲は膨大です。理解しなければいけないことも多くあります。すべてを1人でやろうとしたら時間がかかりすぎます。
その分野が得意な友人・学校の先生に聞きましょう。悩みすぎる時間はもったいないです。聞いたほうが理解が早く、時間の節約にもなります。

我流の勉強方法もダメ。効果的な勉強方法が様々な研究から証明されています。効果的な勉強方法を取り入れるべきです。
詳細に関しては後の項目にて紹介させていただきます。

期末試験の感覚はダメ

期末試験の感覚で期末試験と同じような勉強法をしていませんか?期末試験と同様の感覚で勉強をしていると点数が伸び悩むかもしれません。

効果的な勉強方法で期末試験の勉強を行っていた人であれば問題ありませんが、多くの人の場合はそうではないでしょう。

国家試験の傾向と対策を考えて勉強をするべきです。国家試験の出題範囲は1年生〜3年生までに学んできたことすべてです。国家試験の傾向と対策をたてれば、的を絞れます。

これまでの積み重ね

学生から国家試験について質問されるときによくあるのが「国家試験の勉強はいつからすれば間に合いますか?」です。

答えは「タイミングは人それぞれ、これまでの積み重ねを考えて」です。
最終学年までの授業態度・期末試験勉強はどうでしたか?これまでの積み重ねが少ない人は可能な限り早く取り組むべきです。
勉強してこなかった人が、しっかり勉強をしてきた人と同じタイミングで勉強を始めても間に合うはずがないです。(本気度にもよりますが)

これまでの積み重ねを考えてみて、少しでも不安がある場合はすぐに勉強に取り掛かりましょう。
ただ、人は本当に必要性を感じたり、危機を感じたりしないと本気になれません。だからこそ「勉強習慣を身につける」訓練も同時にしていくべきです。

やればできる」という根拠のない自信ではなく、まず行動に移していきましょう!

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