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好感度な高感度


少し高感度でx100fを使っみた。
調子は良さそうだ。
モノクロのアクロスモードということも相まって、iso1600では何も違和感がない。

夕暮れた後、帰り道に花が咲いていた。
解放でもよかったのだが、シャッタースピードに余裕が見られたので、ひとつ絞ってみた。
しっかりと構えれば、1/30でも手ブレしない。それがレンズシャッターを搭載したこの手のカメラの利点でもあると思う。
ライカは横走り式フォーカルプレーンシャッターなので、音も揺れも少し残る。(それが心地よかったりするのだが)
しかし、x100fはライカのそれよりも、静かで、揺れない。
その佇まいは忍者のようでもある。
この特質な”音”に関してはまたどこかで記したい。

しかしこのx100f、常用感度が200から12800までとなっている。
さらに上幹部の感度窓にL、A、Hという表記があり、設定してみると
Aはオート。
Lはiso100
Hはiso25600
だった。

ここでは、どこまで耐えれるか、などというカメラ雑誌のような考察は必要ない。
デジタルの新境地で新たな写真表現に挑むのなら話は別だが、ストリートスナップにおいては、フィルム時代に確立された感度で十分事足りる。

x100fはフィルムの何かを越えた絵と、クラシカルな外見だけで、もう十分に新境地にいると思うのだ。

f2.5 s1/30 iso 1600 acros

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