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アウトライナーworkflowyで空間と時間を超越しながらシームレスなデバイス間創作を実現するためのnote

今回は僕がメインで使用しているアウトライナーツールであるworkflowyの用法について書いてみたいと思う。

ところで、今この下書きをworkflowyで書いている。下書きというよりもこれが本番になる可能性もある。

ザクザクと切っていく。

意図的に今は切っているが、根本的な使い方として、箇条書きのメモ的用法が中心になる。例えば13インチのラップトップスクリーンに全画面表示をして、ひとつのノードの文章量が二行に渡ることはまず無い。(ここで二行)

二行になる前に、短い短文でザクザクと切っていくのが基本的な使い方。

それでだいたいの用途には事足りる。アウトライナーの原始的な使い方としては、箇条書きでまず書いて順番を入れ替えて、組み替えて、箇条書きで書いたものを今度はWordやPagesやNotesやTextEditなどのいわゆるエディタで肉付けして仕上げていくというもの。しかし僕はこれまでそのような書き方を積極的には採用してこなかった。

それほど構成が必要な長文を書かない、ということが前提としてある。小説や論文を書く人には有効なのかもしれないが。あるいは構造的なブログ記事にはもってこいなのかもしれないが。

それよりも、アウトライナーのザクザク切ってリズムよく書いていける、その独自的な形式と自由さを文章を書く時に利用するという方法。これは千葉雅也さんとTak.さんの影響を大いに受けていると思う。というか、アウトライナーの用法を学ぶ機会や、実践的な使い方について書いた本というのはこれまでなかった。僕が知らないだけかもしれないが。単純にシンプル過ぎる構造であるため、そこまで用法に関するハウツーを必要としなかったということがあるのかもしれない。

はい、今、一つのノードでの文章をあえて切らずに書いてみた。

つまり僕はここで、あえてザクザクと切らない用法を試していることになる。一つのノードが通常の文章でいう段落に値するような書き方。ここまで長くなってくると、そのまま文章のひとまとまりとして作用する。一字下げが無いだけで、その他は段落と変わらない。最も最近はプラットフォームの形式につられて、例えばこのnote等では段落の一字下げを行わないことが一般化しているわけだが。

使い方としては様々ある。

単純にメモとして、タスク管理として、プロジェクトの進捗管理として、日記として、読書ノートとして、何かのテーマに関するアイデア出し、フリーライティングとして。文章の下書きというよりは、むしろこれらの何でもできる作業場としての使い方が僕の場合は圧倒的に多い。多かった。

しかし今後は、もっと文章を書くツールとしての用法を深めていくことになりそうだ。

その理由を、デバイス間の超越性への気づき、としておこう。デバイスを選ばないということは、場所と時間を選ばないことも意味する。

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