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【ネタバレ】劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』感想

2024年4月12日

劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』

公開されました!!!!
今年も春の風物詩の時期ですね。
映画をめったに観に行かないウチとしては映画館に行く貴重な機会。
ポイントがなかなか貯まらないし、有効期限が切れちゃう・・・。

そんな話はどうでもいいとして、感想を書いていこうと思います。
盛大なネタバレを含みますので注意書きはされていますが見たい方のみご覧ください。

では、目次はこちら。

平次×和葉の告白の行方+紅葉


新聞の一面になるぐらいに話題となっている、平和(へいかず)の告白の行方。お互い両想いでいつどこで告白すべきか悩んでいます。
結論から言いますと・・・


告白しました!

しかし、その前に伊織の手元がくるいスタングレネードを投下してしまい・・・。和葉の目が眩み涙がとまらず、耳が聞こえない状態で何もわからなかった。チャンチャンww

告白と涙のタイミングでエンディングに入ったから、まーそんなオチだろうと思ってたよ。
たぶんだけど原作でもずっと両想いぐらいで終わるんだろうなー付き合うとしても後日談になるんだろうなと予想。

ただ告白をどうしようかと悩む姿はほっこりするものがありました。
キッドの捜索で函館中をぐるぐる回っていたとウソをついてスポットを探していたとかどんだけロマンチストなんだろうと、新一がロンドンのビッグベンで告白したことと張り合おうとするのも、平次にもそんな一面があるんだね。

しかし、ここでツッコミポイントとして地図を見る限り一晩で回りきれるぐらいの距離ではないだろう、北海道がどれだけ広大な地だと思っているのか?なんで函館100ドルの夜景を知らないのか?有名だろうにそこら辺のリアルさが足りないな。紅葉も言われるがままに移動しすぎw

函館は爆破されるのか

劇場版といえば爆破。各所の建造物を破壊してきたコナンシリーズ。
前作の『黒鉄の魚影』では「パシフィック・ブイ」を破壊し潜水艦を沈没させた。キッド回で言えば『紺青の拳』でシンガポールの「マリーナベイサンズ」を破壊して、これシンガポールから怒られないかと心配したものです。

今回の舞台である函館。
函館と言えば「五稜郭」「五稜郭タワー」「函館山ロープウェイ」等々名所がたくさん。ゲスト声優の大泉さんも”函館の街を壊すんです。”と記者会見で発言していたので期待をしていました←
結論から言いますと・・・


破壊されず!!

車が爆破して、爆弾が仕掛けられて、小型プロペラ機が山に突っ込んだぐらい?いや、これでも十分にパニックなんだけども、これまでを見ていると物足りなさが・・・感覚が麻痺してるw
これだと4DXで見ても揺れる場面は少ないのではと思ってしまう。

ちょうどこれからGWで観光シーズンというのあって、函館の街並みを、北海道の名所を紹介するというのもあったから破壊はせずに配慮したのか?現実に存在しないものは壊しやすいのか、でも「マリーナベイサンズ」は壊してる、コナンの破壊基準がわからなくなってきた。

キッドの目的

ビッグジュエルばかりを狙うキッドがなぜ「刀」を狙うのか?
予告でも疑問になっていたことでしょう。

キッド本来の目的は、世界中に散らばるという伝説の宝石で、その一つには不老不死の隠された力があるとされ、それを狙う謎の組織の手によって父親が殺されたことを知り、その組織の正体を探るべくあとを継いだ。

では、何故今回は「刀」を狙ったのか?
理由は・・・


先代キッドである父親が盗むのやめた理由を知りたい

結果として
暗号を解き、見つけ出したお宝は「暗号機」
戦時中の各国の暗号を記したもの。当時は超重要機密でしょうが、電子機器が発達した現在では何の価値もない骨董品。そこにはメッセージが残してありました。

「眠った子を起こすな」

キッドは満足してましたけど、ウチ的には不完全燃焼。
あれだけ苦労して、刀、伝承を残して、見つけたのがコレ?なんだか『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』のオチに似てる。
あれも最後に見つけたお宝は今はなんの価値も無い骨董品だったからね。

まぁ謎解きの過程が楽しかったりするものだし、お宝さがしってそういうものなのかな。

衝撃の事実

劇場版のラストのラストで新情報を解禁するパターンが増えましたよね。
『異次元の狙撃手』も衝撃的だった。

前々どころか、キッド初登場からずっと言われてきた。

キッドと新一って似てる

蘭も一瞬は見間違えて、キッドも変装なしで新一になることもある。
今回で言えば、平次がモノクルを壊して月下で素顔を見た時に兄弟か?と勘違いし、快人(キッド)の幼馴染である青子もコナンを見て子供の頃の快人に似てると言うぐらい。

今回その疑問を一気にどころか、一番の爆弾的衝撃事実!
新一の父である、工藤優作には・・・

双子の兄弟がいる

幼少の頃に両親が離婚し別れたが今でも連絡を取り合っていて、優作の本の感想を送っているそうで、その相手が・・・

黒羽盗一

ゲスト声優である大泉さんが演じていた川添刑事。
ずっと一緒にいたのはニセモノで、変装をしていたのは黒羽盗一だった!

エンドクレジットで【???:池田秀一】とあってなんだ?と思っててこれか!!!!!
兄弟がいる設定、盗一が生きていたってのも初出し情報!!!!
これまでの話の情報が一気にひっくり返るぞ!!!!

てか、そうすると新一とキッドって親戚(いとこ)になるの!?
双子の両親から産まれたのなら子供が似るのはまぁ納得できるかな。

でも多分これ連載当初にはない設定だろうな。
これまでも後付け設定結構あるし、これも何かの伏線になるのかな。
事故死した原因にも黒組織が絡んでいるのならコナンとキッドの物語が交わることになるし、今後の展開に胸アツだ!

その他気になったこと

・阿笠博士、探偵団一行

ずっと出ないなーって最後に出てきた。
てか、気球しかり、五稜郭のライトアップしかり、許可取った?
ちょっと無理して出した感がめっちゃすごい。。。

・カドクラの取引相手

闇の武器商人だから英語圏のどこぞのだれかなんだろうけど。
空母らしき船に乗ってたけど結局だれ?

・沖田総司、鬼丸猛

大立ち回りしてたけど、沖田はまだわかる。
なんで鬼丸がいたの?ツダケンさんが担当してたから何かしら関りが?

総括

総じて、まぁー面白かった。
面白いの種類がハラハラしたというよりもコメディ要素の方が強い。キッドが出てくる時点でネタ系になることはわかっていた。いろんな所でボケをかまして来て、場内でも笑い声がもれてたからね。
個人的劇場版ランキングで言うと18位になります。中の下って感じ。大倉崇裕さんの脚本ってあんまり好きじゃないんだよね。大倉さんの担当してるコナン映画の個人的順位もほとんど中の下。どういう発注をしているかはわからないけどコナンにおいてはコメディ系?ミステリーではないかな。事件を解決する、推理する描写・内容が薄い、取り巻く環境設定が無理矢理。『ハロウィンの花嫁』のロシア、爆弾、『紺青の拳』の海賊、アニメとはいえ説得力が弱いんだよね。ここ数年は、櫻井武晴さんと交互に担当してるけど、櫻井さんの方が評価が高いし好きだ。個人的な主観になるけどね。初週の売上スタートダッシュは良いけどこれがどこまで伸びるかな?

次回作

これもお約束ですよね、来年公開決定と同時にだれのボイスが流れるか?
雪の森林を中を駆け抜ける映像と共に聞こえてくる、速水奨さんボイス。

も、諸伏高明刑事!!!!

これまた意外な所から出てきてビックリですわ!!!!
劇場版では初登場になりますね。
どんなふうに話を作るのか方向性が全く読めません!
担当的に櫻井さんになるだろうからシリアス展開になるのは確定。今回が新撰組なら次回は三国志?安直な発想かな?長野を舞台として何か所縁があるものがあるのか?誰もが気に名なるスコッチに関しての新情報を出してくるのか?早くも来年が待ち遠しくて仕方がない!!!

オマケ

お昼に食べてきた。

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