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「コンビニ×保険会社」の新たな価値創造~後編~

皆さん、こんにちは!Tokio Marine X公式note編集部です。
前後編に渡って、第一弾商品「バイク盗難お見舞い保険」の販売パートナーであるローソン様との対談をお届けしています。
後編では、コンビニならではの保険販売戦略、これから開発される保険商品への期待、さらには、保険に託する夢を語っていただきます。


新しい乗り物への安心・安全にも一役買いたい

東京海上日動 佐藤さん 「バイク盗難お見舞保険」を販売するにあたり、3社で色々と検討してきました。まずは、ローソン様のホームページで「バイク盗難お見舞い保険」に加入できることを知ってもらいたいと考え、東京海上日動のバイク自賠責保険に加入されているお客様へのご案内やバイク自賠責保険と合わせた広告ができないかを検討しましたね。逆に、Tokio Marine Xの「バイク盗難お見舞い保険」をきっかけに、ローソン店舗で自賠責保険に加入できることを知ってもらうケースもあるかと思います。“バイクに関する保険はローソンで”、そんなコンセプトを作れないか今も試行錯誤しています。

ローソン@ほけんセレクトより

ローソン 工藤さん 現在ローソンで保険にご加入いただいているお客様に「バイク盗難お見舞い保険」をしっかりとご案内することが最も重要だと考えています。今すぐ必要でなかったとしても、いつかご自身が必要性を感じたいざという時、または周囲の方にニーズが発生した時に、ローソンに「バイク盗難お見舞い保険」があることを思い出していただけるような仕掛けづくりをしたいと思っています。そのために様々なコミュニケーションツールを活用してこれからも告知を続けていきます。
 
宮谷 2023年は法改正で電動キックボードのようなマイクロモビリティの法制化が進みました。マイクロモビリティは今後も成長が続く市場です。2023年7月に電動キックボードの改正がなされ、大都市を中心に普及が見込まれると思います。また、e-バイクなどのスポーツバイクに電動アシスト機能が付いた自転車なども普及し始めており、移動手段が多様化していくことでしょう。こうした環境変化の中で、「バイク盗難お見舞い保険」のような補償のニーズは益々高まってくると思っています。
 
ローソン 工藤さん マイクロモビリティとコンビニの親和性は高いと考えています。ファーストマイルまたはラストマイルという交通アクセスの問題の一つの解決策になる可能性があり、ローソンはその利用のハブとして機能するのではないかと思っています。
さらに、日常生活の手段として、排出ガス・渋滞・騒音という“マチ(街)”の問題を軽減する役割が期待できることからも、将来性を高く評価しています。

宮谷 公道を走る電動キックボードは自賠責保険が必要ですし、e-バイクはそのアシストの推進力からスピードが出るため、事故率が高まるかもしれません。また、電動キックボードもe-バイクも人気があることから盗難リスクも高まるかもしれません。利便性だけでなくリスクが高まることも想定されるため、ローソン様とともに安心してマイクロモビリティが普及する社会づくりに貢献していきたいですね。

コンビニ×保険会社の強み

ローソン 工藤さん コンビニ×保険会社ならではの強みがあると感じています。たとえば、ローソンの強みはリアルとWebの2つの販売導線を持っていることです。
1つ目は、リアルの店舗において、バイク自賠責保険やちょいのり保険など、ニーズが顕在化しているときにコンビニのLoppi端末を通じて加入が出来る仕組みを持っていることです。2つ目は、「バイク盗難お見舞い保険」や「地震に備えるEQuick保険」など新しい保険にWebを通じて手軽に加入が出来る導線を持っていることです。いずれも利便性高く保険に加入できることが強みだと考えています。
LoppiとWebではお客様に求められている保険商品は異なると考えています。Loppiでは、さらに生活に根差した保険商品を開発し、買い物のついでに加入頂けるように。Webでは、これまでにない新たな分野の保険をスピード感をもって導入していきたいと考えています。
これからもお客様の声に耳を傾け、斬新な発想で商品づくりを行い、お客様が望む場面で、好きな時間に加入できるという“コンビニエンス”な加入体験を追求し続けていきたいです。
 
東京海上日動 佐藤さん 全国約14,500店舗あるコンビニで、24時間365日、いつでも保険に加入できることが最大の強みであると考えます。時には、加入手続きの煩雑さや保険商品のわかりにくさ等について厳しいお声をいただくこともありますが、お客様の声をもとに、商品性や販売導線を見直しています。

宮谷 コンビニ×保険会社の強みをいかしていく上で大事なことは、ローソン様の保険事業の推進における課題や今後の方向性に合わせた貢献ができるかどうか、また、ローソン様を介してお客様の不安やニーズをしっかりと認識できるかどうかが重要だと考えています。社会インフラであり身近で便利なコンビニで保険に加入する文化を一緒に創っていきたいと思っています。
Tokio Marine Xに期待する点を教えてください。
 
ローソン 工藤さん 「X」です。コンビニで保険に入る文化を作るためには、これまでにない発想力と、それを形にする企画力が必要です。
これまで培ってこられた東京海上グループとしてのノウハウとローソンのリアルとWebのタッチポイントを最大化させ、融合させることで新たな価値を創造していきましょう!まずは、「バイク盗難お見舞い保険」に次ぐ第二弾商品の開発を協議させてください。
 
東京海上日動 佐藤さん 「バイク盗難お見舞い保険」のように、“あったらいいな”、“このリスクを保険化できるんじゃないか”といった発想から、必要な補償を最低限・シンプルにピンポイントで商品化できるのが、Tokio Marine Xの強みだと考えています。今後も、“あったらいいな”をスピーディーに実現できる会社としてローソン様および東京海上日動と協業できる体制を期待しています。

コンビニならではの保険商品を

宮谷 コンビニならではの保険商品を創りたいですね。私もコンビニを毎日利用する一般消費者として、来店するたびに保険料が安くなる、補償する保険金額が上がっていくなど、コンビニを利用することでワクワクするような顧客体験をいつか実現したいと思っています。
 
東京海上日動 佐藤さん たしかに“ローソンオリジナルの保険商品”を作りたいですね。例えば、来店客(一般消費者)向けであれば、現在自転車保険という傷害保険と個人賠償責任保険のセット商品を販売しているので、補償対象となっていない自転車の盗難リスクを保険化したり、また、全国約14,500のローソン店舗で働くオーナーさん・クルーさん向けの保険商品も開発したい。そんな思いがあります!

宮谷 また、海外を旅行していて思うのは、日本のコンビニの圧倒的なサービスと品揃えです。これは訪日する外国人の方も驚くのではないでしょうか?訪日外国人も出国前やクレジットカードの海外旅行保険には入っているかもしれませんが、海外旅行保険では補えない補償と喜ばれるサービスもセットでお届けできたらいいなと思います。そんなことをワクワクと想像して今後もローソン様と東京海上日動と商品を企画していきたいです。
 
ローソン 工藤さん ワクワクといえば、合格祝い保険や告白保険など、みなさんのチャレンジを応援できる保険や、ストーカー保険や冤罪保険など社会問題となっている事柄に対して、保険商品を通じて守ることもできたらいいなと考えています。私個人としてはダイエット保険や健康診断結果改善保険など保険に加入することで健康になる意識を高めてくれるようなものがあればいいなと思います。

ーー前・後編に渡る対談有難うございました!我々の身近に無くてはならないコンビニ。コンビニに来店されるお客様のニーズが次々とTokio Marine Xに伝えられ、新しい保険商品として世の中にでていき、お客様の役に立っていく。そんな将来が目に見えるようですね。
 
ローソン様はローソン研究所でTokio Marine Xの「バイク盗難お見舞い保険」を案内しています。是非そちらもご覧ください。【リンク

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