悪役令嬢レベル99 10話「裏ボス、ダンジョンにもぐる」感想

 ユミエラ様はアリシアのスーパースパルタレベルアッパーですわ!

前回のあらすじ

 他国からのスカウトがありました。

※この記事は【悪役令嬢レベル99 10話】のネタバレを含みます。

今回のあらすじ

 大アリシア回。アリシアが叫びレベルアップし、ひたすら不憫可愛い。


ゲーム世界の強制力

 ユミエラ様はこの世界をゲーム「ひかゆう」と同等の物であると再認識した。いきなり魔王の住む城に行こうとしても、どういうわけか一向に辿り着かない。控えめな性格のアリシアが度々大胆な行動に打って出るなど、ゲームのキャラクターとしての正史をなぞる様な「強制力」に突き動かされている。それ故にユミエラ様もゲーム本編で行くことがなかった魔王城への入門が出来ない。

 強制力と言う概念が発覚したことで、この世界は異世界ではなく、あくまでもゲームの中であるという可能性さえ出てきた。何それ怖い。

サブタイトルの謎

 ブレイバーンもサブタイトルの回収が上手かったけど、もしかしてこの作品もサブタイトルに仕掛けがある系? 裏ボスと言えばユミエラ様だと勝手に思い込んでいたけど、実は度々アリシアのことも含めていたとかないですよね? 1話は「入学する」今回は「ダンジョンに潜る」で2人とも共通している。城に招かれたのはユミエラ様だけなのでこんな考察はフッと湧いて出た戯言なのですけど。

恐怖絶叫アリシア∞

 そんな小難しい事よりぃ!!! 今回はようやくアリシアです! 今まで散々ユミエラ様に恐怖していた彼女が、ようやくユミエラ様とのデート(レベル上げ)をするお話! 何度も何度も怖い目に会い、レベルアップしていき、叫んで死にそうになりとハードなデートですが、ユミエラ様がいるなら安全だ!

 個人的ベストショットは「ユミエラ様の回復魔法を見るアリシア」ですかね。目はぐるぐるのギャグなのですけど、怯える眼差しに叫ぶ直前の口元など芸術点が高いので思わずスクショした。ユミエラ様ですらスクショしなかった私がスクショしていた……可哀想は可愛い……良いですね。(でも過度に虐待する可哀想は単純に可愛そうなのでNG)

 CGの最下層ボスは何度も何度もやられるのですけど、ユミエラ様のおみ足で息の根を止められるのであれば本望だし、それを何度も繰り返されるのはご褒美なのでは?

 クリアしても終わらないデートから解放された後は 暗黒のリューの背に乗って運んでいこう魔王の居城へ でも前述したとおり強制力故に行けないのでとんぼ返り。竜がとんぼ返りってなんか言葉の響きが面白い。

「時々大胆な事をしちゃうんです」というのは半分強制力が働いた結果だと思うけど、もう半分は今回勢いとはいえエドウィン殿下(前回謝罪してた)に抱き着いた「天然」が占めていると私は踏んでいる。アリシアの魅力たっぷりの10話、今回も神回でした!

 リュー、アリシアの味はどんなもんだった?

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サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。