ひろがるスカイ！プリキュア ３８話「大空を救え！ 浮き島のひみつ」感想
インフラ整備は自国で管理しよう！
※この記事は『ひろがるスカイ！プリキュア ３８話』のネタバレあり感想です。
晴れ晴れジュエルの消灯
スカイランドは色んな島が空に浮かんでいるため空輸が基本。空を飛ぶ鳥と人間は仲良しな国。そんな鳥が夜に飛んだり、目的地を目指す際に指針として機能していた灯台のような光が、ある日突然消えたのだという。
「明かり無い！！！ ヨヨ殿おおおお！ 明かりねえぞおおおおおおお！！」
その光の名は【晴れ晴れジュエル】。どういう原理で輝いていたかは不明。「いつも輝いているしなんにもせんで大丈夫だろう」と高を括っていたお気楽の民スカイランド……エルちゃんが誘拐されるほどのザル警備などがこれで説明つくわ、こいつら絶望的なまでに自国の管理が出来ないんだ……。
伝説のインフラ整備士ツバサ
晴れ晴れジュエルのある島に行くには、激しい乱気流と分厚い雲を乗り越える必要があり、決死の覚悟がないと足が竦むほど。それでもプリキュアなら、プリキュアなら何とかしてくれる！ でも空を飛ぶとなればやはり鳥の領分だから、やってくれる人に頭を下げる。分担作業で効率アップです。
ツバサ君は鳥の目になります
上に下に、暖気と寒気、気流の流れを見事に読み切って辿り着いた島！ 手つかずの原生林には恐竜とか太鼓の生命体が……なんてワクワクする要素があったらいいなーと思う。冒険だと張り切るましろんが一番最初に体力切れ起こすのましろんマジましろん。
ドラゴン戦隊！
晴れ晴れジュエルのある石の塔、の下にある広場に辿り着いた皆を待ち受けていたのは、５匹・色のドラゴン！ レッドドラゴンはダンジョン飯で討伐したはずなのにこんな場所にいやがるなんて！ 原住民なのか？ ツバサ君は「竜族」と確信し超興奮。こういう所はやはり男の子だよなツバサ君。
インフラ整備
何！？ 晴れ晴れジュエルは何もせずとも輝き続けるのではなかったのか！？ 「そんなわけない」と竜族に突っ込まれる。やっぱり、嘘だったじゃないですか。永遠はないよ、ここにはないよ。定期的にしっかり磨いてあげないと上手く機能しないという。
だから先日も磨いていた竜族だったが、石柱の足場が盛大に壊れてしまい元に戻せないというのだ。見た感じ空を飛ぶ翼がない……竜族が皆に怖がられて、この島に籠っていた期間が長すぎたらしく、子孫の翼は飛ぶ機能を失っているのだとか。遺伝子ってこういう時残酷だ。
出たな神出鬼没のスキンヘッド！
ハエトリグサと派手色キノコを、レッツら混ぜ混ぜ！！ 地面から生える巨大キノコの出来上がり！ 動けねえじゃん！ 勝ったな！！ とか思っていたけど両手にハエトリグサの触手があって、バリア３枚重ねても時間稼ぎにしかならんほどのパワー。しかも島の蔓（触手）を全部制御できるようで、触手の本数もほぼ無限ときている。動く必要がないのだこいつは。と言うわけで竜族は覚悟を決めた。
居場所
恐らくは捨て身の覚悟でスキンヘッドに立ち向かおうとしたのだろう。ツバサ君に晴れ晴れジュエルを預けようとする彼らは「退化した翼では役に立たない」「仮に逃げたとしてもスカイランドの人に怖がられる」と結構内向きで命を投げ捨てるみたいな、いけない方向の覚悟だ。
ツバサ「そう思いこんでいるだけで、受け入れてくれる人がいるかもしれない」
空を飛べると言ってバカにされ続けたツバサ君が、先入観や固定概念など知らんと今日まで必死に頑張ったが故の説得力。島から出ようと呼びかける。
明日への翼
大きな一歩を踏み出す。ツバサ君の言葉が竜族に勇気を灯した。退化してもう飛べないという先入観を打破して、呼応するように竜の翼が蘇る。これは引きこもる前からずっとずっと遺伝子に刻まれていた有翼時代の記録。誇り高く勇壮な竜族の証だ！
誘導弾しかありません
誘導弾しかないシューティングゲームはぶっちゃけヌルゲーだと私は思う。詰めが甘いなスキンヘッド！ ランダム性もなければピチューンは狙えないぜ！ そのスカスカな知識の何とかとやらに刻んでおきなさい！
ジョブチェンジ：賢者
ヨヨさんが思い描いたシナリオは、ツバサ君に竜族を説得させて晴れ晴れジュエルを戻し、国王にツバサを次期賢者に推薦する下地を整えること。だが彼は竜族を王様のもとに連れてきて歴史的友好条約を結ばせるまでやってのけた。人の心を動かす程の熱い勇気、色々な知識で盤面を制する力。今の彼なら確かに賢者と名乗ってもいいだろう。……賢者コスのツバサ君、興味あるね！ ダボダボのローブ着たりするのかな？
次回予告
ハロウィン。つまり、お菓子を上げないと悪戯される。ましろん、お菓子あげるから悪戯してくれ！！ ツバサ君でも可！！ ソラちゃん、アゲハさんでも無論可だ！！ 俺に悪戯をしてくれえええええええええええええ！！！
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