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私の源 【ラグビー】

私の頑張る理由
ラグビー
父親に強制され、3歳からラグビーを始めて、
12歳までは、ひたすら嫌で嫌でたまらなかった。
中学校入学して、ラグビーが嫌やったから、野球部に入部して、球拾いしながら声出しながら、
隣でラグビーしている連中を見て、
「ほんま、あいつら下手くそやなぁ。。」
っと思ってる時に、
ラグビーボールが転がってきて、
ドヤ顔で、ボールを投げたのが最後。
そこからは、野球部のグローブを、脱ぎ捨てずっとラグビーボールを投げ続けました。
高校進学する時は、
私学に行くという選択肢も、あったけど、
公立高校の方が練習楽やでって。そそのかされて、行った高校は島本高校。
しかし、当時身長151cmのミニマム時昴としては、
絶対に、来てはいけないところに来てしまった状況、島本高校は、
なんせ、練習が本当にしんどい。。。 毎日鼻血出しながらもがいてました。
ちなみに、先輩には、W杯でも大活躍の堀江 翔太 (Shota Horie) さんもおられ、
既に異彩を放っておられました。
島本高校ラグビーのテーマとしては、
打倒私学!!を掲げ、それはそれはキツいキツい練習の毎日。
自分にとって、この高校時代は、全部、他責で生きていたから、本当にしんどい3年間。
主体的に取り組めば、もっと変わったんだろうな。と。。
今も当時を反省しています。
そして、月日が流れ、
高校の同級生からの誘いで、
久しぶりにラグビーした時、
中学生の頃を思い出して、
またラグビーが楽しくなった。
でも、
クラブチームのラグビーの向き合い方って、
本当に様々あって、
「本気で、全国を目指そう!」
という意識高めに頑張ったり、
「いやいや、楽しめたらいいよ。」
という具合にエンジョイラグビーをしたい人もいる。
ここで起きるのが、
価値観の違い。
特に、成長していくチームは、
ここでいかに、価値観を共有し、
強固なものにするのか?
急激なチームの、成長は崩壊する事もある。
チームとしての土台がキチッとしないと、
踏ん張りがきかないし、
「あの人なんなんすか!! 
なんで練習来ないのに、試合出てるんですか!!?」
まぁ、、血気盛んな若手は色々言いますよ。笑
その時に若手に対して、
どういった言葉がけをするのか?
いやぁ、難しいと思います。笑笑
加えて、自主運営のクラブラグビーなんだから、
本当に難しい。
だから面白いんでしょうけど、
チームメンバーの数だけの価値観があって、
その、価値観が統一されたチームは素晴らしい。
何より大事な事は、
すごいメンバーをリクルートする事も、大事だけど、
そのチームの価値観と共感し、そこに賛同し入ってくるメンバーこそ、素晴らしい財産。
だからリーダーが価値観を発する事ってすごく大事。
「このチームは何のために存在するのか?」
これは会社組織ともよく似ているな。と、、
自分のポジションはラグビーの中では、いわゆる司令塔の一つ。
【9番 SH】
このポジションが大好きです。
もともとは、
「背が小さいのと、声が高いから、お前は、SHや。」
と言われたのがきっかけだけど、、
このSHというポジションをさせてもらった事で、人生において大事な事は全て、SHから学ばせてもらいました。
一般的にSHというのは一番ボールに触れる機会に恵まれているので、
SHの判断、選択によって試合が全く変わります。
正解の選択肢を選ぶこともあれば、
その時は正解だと思われないけど、後々、あの時の、あの選択があったから勝てた。ということもある。
でも大事な事は、
自分の意思を持ち、パスを出す。
高校時代は、
ひたすらパスマシーンとして、
単純作業のパスを出す事しか頭に無かったからラグビーを楽しんで無かった。
自分で考え、パスを出す事で責任が発生し、
責任があるから楽しいし、考えるし、成長する。
言われるがままに行動しているパスマシーンに価値はない。
その時、最善と思う選択肢を選び、実行に移す。
ラグビーから学んだ、
自分にとっての、生き方。
自分の周りには沢山の素晴らしい人がいて、
その素晴らしい人が、トライ(成功)するために、
自分はどんなパスを出すのか?
キツイ、早いボールが欲しいというプレーヤーも、いるし、
ユルイ、優しいボールが欲しいという、プレーヤー、もいるし、
それぞれの個性、役割を、その人以上にこちらが理解し、その人にとって最高のパスを出すのが自分の使命。
このコロナといった難局において、
多くのプレーヤーが痛手を負っていて、
一見すると、かなり難しい試合になっている。
でも、JAPANは南アフリカに勝った。
全員が、一致団結し、
あの世界のトップである強豪国の、南アフリカに勝ったJAPAN。
あの感動は忘れないし、
あの試合から、沢山の、勇気をもらいました。
周りが何といおうと、
やる事やる。
世界一キツイ事やってきてんから、
絶対いける!!! という確信さえあれば、
どんな敵だって勝てる。
だからいま、
私自身が負荷をかけ、
成長します。
もっとやれる。
まだまだやれる。
昔、、?というか、ラグビーをやっていた時は、
いかに人を挑発して、怒らせて、相手のペースを乱すようなプレースタイルだったし、笑
沢山の人を踏んで、踏んで、踏み倒して、
叩いて、叩きまくって、それでもまだ叩いて、
そういえば、高校の練習中に、シンビン(退場)をもらった事もあった。
たまに、ノーガードで、ガッツリ殴られたり、、。笑
試合終われば、敵味方無し?
は?ノーサイド? 
相手と仲良くする?
あほか? 負けたら仲良くしたくない。。
勝ったら仲良くしても良いけど。。笑
試合終わった後に、敵味方関係なく一緒にお酒を飲む。
いやいやいやいや、無理無理無理ーーーー!!!
って思ってて、東京に転勤になった際、東京のラガーマンから多くを学ばせてもらったけど、
ほんまに、試合後に、敵味方関係なく飲んでるやん。。?
関東の人たちは凄かったです。
あの人達、紳士だわ、。。笑
ほんまに自分は、
ラガーマンとしての基本精神なんて全く無かったし、ラグビーからはだいぶ離れてしまったけど、
今ちょっとラガーマンの凄さがわかった気がします。
ラグビーに、感謝しています。
また、いつか皆さんとグランドで会えますように。
「いつでも誰にでも、
最高のパスを。 -宮野先生-」
(※当時の時昴の性格の悪さが滲み出た写真をゆっくりご覧ください)

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