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『ざつ』 お気楽TRPG日記85。告知(粋なゲーマー)とか、ディプロマシーとか、映画とか、Blade RunnerRPGとか。

概要:還暦TRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の雑談とか、告知とか、ゲームを遊んだ話とか、アニメを見たとか。

告知(粋なゲーマー養成講座更新)


 まずは、告知。令和版粋なゲーマー養成講座を更新しました。前回、「信長の黒い城」を遊んだ一同が、TRPG製作の話をしますが、クトゥルフ神話が出来るTRPGって何? という話になっております。続きのダークサイドを今月に書ければよいな。

ゲーム学校でディプロマシー

ディプロマシー DX エディション

 今週からゲーム学校が再開。
 ゲームの歴史を体験していく「ゲーム研究」は、戦略シミュレーションゲーム「ディプロマシー」回。クラス全体を6つに分け、各国を担当してもらってひとつのゲームを行うというもの。
 ルール解説を兼ねて、最弱のイタリアを朱鷺田が担当しますが、そこはそれ10年以上、この授業やっているので、ついつい隣国のスキを感じ取って奇襲しちゃったりします。おかげで、クラスの仮想敵になったり、国際会議からはぶられたり、大変です。
 あらゆる情報ツールを使用可能だと言ったら、早速、クラスのオープンチャットが構築されるのはゲーム学校らしいが、国名を伏せたアカウントが発生し、ネットリテラシーが問われる。
 さらに、クラスのオープンチャットから、イギリスがハブられている。これ、EUから外れたからじゃん? となった後、ロシアがホストだったので、さらに闇が深まった。
 さすが、ディプロマシー。
 国際関係の解像度が、無駄に上がっていく。

 そして、ゲームは来週に続く。
 彼らは一週間、交渉フェイズ。

今週の展示物 エース・コンバット作りたいなら、トップガンを劇場で見ろ。

今週の展示物
エース・コンバット作りたいなら、トップガン マーヴェリックを劇場で見ろと煽る日々。
夜叉の都は、伊東潤さんの鎌倉ものの歴史小説。「鎌倉殿の13人」の後半に当たる頼朝没後の鎌倉幕府を政子視点で描く。

木曜日、さすがに、3日間で「ディプロマシー」6連戦を含む授業22コマはシンドいので、帰りに、中目黒のジビエ焼肉「罠」へ。

 鹿セットを食べていたら、店長が「鹿のアバラ焼きましょうか?」と40センチオーバーの蝦夷鹿スペアリブを、炭火で焼いてくれた。


蝦夷鹿のスペアリブ

 手でつかんで、肋骨にかぶりつく。肉だ、肉!

映画を見る。だって熱いから!

 明けて7/1.暑すぎて、早朝に起きたら、もうダメな感じだったので、オフ日にしてしまう。
 そのまま、朝から新宿へ行き、映画のはしご。「劇場版ゆるキャン△」で癒やされ、「ザ・ロストシティ」のB級さ加減を楽しんだ。まあ、世の中、これでええんや。

 「劇場版ゆるキャン△」は、社会人になった野くるのメンバーが、キャンプ場を作る話。ああ、こういう大人になっていくのか、という良き寓話。
 個人的には、犬子の職場が、なるほど、と。 あと、ちくわが可愛い。

 「ザ・ロストシティ」は、見た通りのB級感あふれるトレジャーハンターもの。これは、サンドラ・ブロックが作りたかった女性主人公のライトでコミカルな宝探し冒険譚。たぶん、ハーレクインのコミカルな劇場版というのが分かりやすいかもしれない。
 髭面のダニエル・ラドクリフが生き生きと悪役の壊れた富豪を演じる。

  流れはぐだぐだが、そういうもんだろ? この「ざつ」さがいいんだよ。
 あと、ブラッド・ピットが無駄にカッコいい。

Blade Runner RPG 続き


 超色々忙しいのですが、まあ、もう少しお待ちください
 そんな日々の合間に、キックスターターから飛んできたBlade Runner RPGを拾い読み。(秋に物理書籍が発売予定) 


 ゲームの舞台は、2037年のロサンゼルス。
 プレイヤーはロス警察(LAPD)のレプリカント事件捜査班の刑事(ブレードランナー)になって、さまざまなレプリカント案件を解決する。人間だけでなくネクサス-9の刑事もいる(ネクサス-9発売の1年後)。
 GM相当の進行役は、Game Runnerと呼ばれる。

 テーマはSFアクション、キャラクターのドラマ、企業の陰謀、道徳的な葛藤、魂の旅路。いわゆるSF刑事物ドラマで、 ダークで深みのあるテーマを扱う近未来ドラマになるので、プレイヤーやGRは、Safety Toolの使用を推奨される。プレイヤーが避けたいテーマや地雷に関して、Line(越えたくない一線)&Veil(ここからぼやかしたい表現のライン)を話し合おう。

ダイスは能力値と技能値から決まるBaseDiceを振り、出目6以上で1成功、10以上で2成功のTwilight2000方式。時間管理はシフト(1日は4シフト)と戦闘用のラウンド。刑事物なので、シフトで時間管理、パーティ分割も推奨。

キャラ作成はアーキタイプ制で、ロールORチョイス。
まず、人間かレプリカントか選ぶが、混ざっている方が面白い。
人間のつもりだが、実はレプリカントという場合もある(ゲームランナーがダイスロールでひそかに決定)。

LAPDレプリカント事件捜査班の刑事で、現場にいる年数で能力値や技能、特技、所持金などが決まる。レプリカントは必ず新人扱い。ネクサス-9の発売後1年という設定。原作映画を踏襲した刑事ドラマなので、Key memoryやKey relationのあたりが面白そうだ。

Key Memoryは、ランダム表があり、幼少時、両親と見た奇妙な事件とかを設定できる。Key Relationは重要なNPCとの関係、恋人、友人、家族、上司など。Signature Item(ザ・ループのアイコン・アイテムに近い)と連動させるとドラマが盛り上がる。

舞台は2037年のロサンゼルス。LAPDから与えられたSecter5のアパルトマンもあるが、ランダム表で決めてもいい。歓楽街のバーの上の部屋で、カーテンを開けるとネオンが見えるとか、廃墟と化した倉庫の片隅とか、オレ的にナイスな選択もある。

初期装備はLAPDのバッジ、銃器(ブラスターか.357ミニコンパクト)、KIA(知識統合型支援電子機器)、警察用スピナー(飛行車両)。加えて、アーキタイプごとの追加装備。

この辺、無くすと勤務評価が下がり、0まで下がると左遷。スピナー壊すと-2ですよ、先生。

判定が技能と能力値が基本で、フリーリーグらしい4つの能力値とそれぞれに対応した3×4=12の技能だが、ヴィークル系の操縦技能だけは、〈操縦〉技能とヴィークルの【操縦性】で判定。 これは面白い。

7月期アニメとか

 もう7月ですよ!
 7月アニメが始まりますよ。どーすんだよ!

 毎回、こちらのサイトさんを参考にしつつ、出来る限りのアニメをリアルタイムで見ようと頑張りますが、さすがに、体力が持ちません。

 これはまあ、現役でいるための勉強とか、ゲーム学校講師としてのインプットでもありますが、好きなアニメがやるのはうれしいものです。
 何度も書いていますが、朱鷺田はまあ、ヤマト直撃というか、ウルトラマン、仮面ライダー、デビルマンからヤマト、マクロスなど直撃なので、アニメは楽しいですね。

 そういう意味で、7月期も頑張ってみますが、さて、どこまで行けますやら? とりあえずの注目作は・・・

 やべ、もうバスタード始まってんじゃん!

 『ざつ』な生き方ですいません。

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