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タイ移住10年を振り返って思うこと Vol.3

サワディー・クラップときつるです。皆さんはお元気でしょうか⁈
まあ、どうでもいいんですけど。

今回はタイでの移住生活Vol.3ということでBlogを書いていこうと思っております。今回は、タイ現地採用で働き始めた苦労と喜びということで、
メリット、デメリットなども含めて書いていく予定です。

どーぞ最後まで、ご覧いただければ幸いであります。
では早速行ってみましょう!

1.現地採用の厳しさ

・言葉の壁

ビザ残り1か月というところで、採用が決まり何とかタイに残ることが出来ました。この嬉しさを忘れなければ、何でもできると思い働き始めましたが、結構つらいこともあったり、苦労もありました。
人間なんてこんなもんですよね。喉元過ぎれば熱さを忘れるといったところでしょうか⁈

当初現地採用が決まったときは、心から本当に感謝しました。
もし、この採用が決まっていなければ、その後、日本に戻りアルバイトか何かで生計を立てていたかもしれません⁈その時は既に50手前でしたからね。
考えただけで、ゾッとします。

私が働き始めたのは、従業員が10人程度の小さな日系企業です。
日本人のマネージャーが1人、そこに私が入り、日本人は2名ということになりました。他にタイ人が8名くらいいました。

初めに挫折しそうになったのは、よくありがちですが言葉の問題です。
他のBlogでも書きましたが、私の英語は中学生レベルです。
1年間タイ語学校に通ったものの、そんな短い期間でタイ語がスムーズに
話せるわけもなく毎日ストレスを感じながら働いていました。

言葉の壁

タイで働いて驚いたのですが、タイの英語を話せる人の割合は日本の比ではないです。私が働いている職場のタイ人は、みんな英語を話すことが出来ます。ほかの会社に行ってもオフィスワーカーは、英語ができる人ばかりでした。なんのためのタイ語学校だったのか疑問を感じていました。
タイ語が役に立ったのは、屋台での注文の時、おばちゃんに「あれ?何人?タイ語うまいね」といわれる程度ですね。555

・雨季が辛い

5月になるとバンコクのあたりは、雨季になります。
毎日のように夕方頃に大雨が降るんです。
最近日本でも「ゲリラ豪雨」というものがありますが、これがほぼ毎日発生するのです。夕方の豪雨はまあ仕方ないかと思いますが、朝、通勤時間帯の
ゲリラ豪雨は最悪です。歩くこともできない状態です。

洪水

日本人の駐在員は運転手さん付きの車で通勤しているので、雨のダメージはほぼないと思うのですが、現地採用の私は大雨の影響をもろに受けます。
BTSと呼ばれる電車の駅は人であふれかえり、スクンビット通りはひざ下まで洪水になった状況です。こんな毎日が11月頃まで、約半年間続きます。

働き始めた当初は、頑張って会社に何とか遅刻しないように到着しようと
努力していました。しかし、1年もすると無駄な努力はしなくなっていました。「マイペンライ」です。大雨なんだから遅刻するのは、仕方がないことですよね。こう考えるだけで、結構気持ちが楽になっていました。
朝、大雨が降ったときには、近くのカフェに入って雨が止んだら出勤するというテクニックを覚えました。

夕方雨が降ったときには仕事が終わった後、タイ人の同僚と近くのタイ料理や居酒屋で雨が止むまで飲んだりします。私の場合駅が混んでいるので、緩和するのを待っている感じなのですが、同僚の場合は、渋滞が無くなるまで時間をつぶすのが目的です。「えっ、車で帰るの?」って思わず言いたくなります。既にビール大瓶5本は飲んでいますからね。安全に関する意識低すぎです。

・とにかく暑い!

まあ、タイなので当たり前ですが、毎日滅茶苦茶暑いです。
駐在員であれば、たいていどの会社もドライバーさん付きで家と会社の送り迎えがあるので、渋滞はありますが涼しい車内にいられます。
しかし、現地採用の場合、移動はタクシーまたは、自分で運転して客先まで行かなければなりません。バンコクにはたくさんのタクシーが走っていますが、タクシーを拾うだけでも汗だくになったりします。

とにかく暑い

行先によっては、乗車拒否は日常茶飯事です。
あまりぼられることはありませんが、神経を使いますね。
タクシーも経費が掛かるということで、自分で運転するように社用車を渡されました。タイに来たことがあるかたならわかると思いますが、バンコクの渋滞は耐え難いものがあります。まあ、車内は涼しいので、どちらがいいかは一概には言えませんが。

2.移住のメリット

・残業がない

タイは基本残業がありません!工場で働くワーカーさんなどは、対象外ですが、オフィスワーカーであれば、定時で仕事が終わります。
基本忙しくても定時で帰るが、一般的だと思います。タイ最高!

定時退社

駐在員は遅くまで働く人もいますが、日本と比べればそれでも早めに帰っているのではないでしょうか。私の場合は、5時きっかりで退社します。
タイの5時は乾季でも明るいので、なんだか得した気分です。

帰りがけに飲みに行ったり、買い物したり、人によってはタイ語学校に通っている人もいたりします。

日本と比べれと有意義な時間を過ごせているように思います。

・住み心地が良い

次は「住み心地」がいいです。抽象的な表現で申し訳ないのですが、
日本にいた時と比べるとすべての面において優遇されているように感じています。例えば、どこかのお店に入った際、飲食店でも携帯ショップでも良いのですが、すごく丁寧な対応をしてくれます。タイは親日国と言われますが、それだけの理由ではないと感じています。

住み心地

もともとタイ人は争いごとが嫌いとよく聞きます。訳の分からない外国人ともめたくないといった心理かもしれません⁈
日本でも同様かもしれませんが、面倒くさい争いごとにならないようにといった配慮なのかもしれませんけど。

もう一つは、タイは格差社会です。きちっとした格好をしている人には、
非常に丁寧な対応をしてくれます。見た目重視なんですよね。
前によくある飲食店に短パン、Tシャツで入ったときのことですが、手を上げてアピールしても注文を全然取りに来てくれませんでした。
頭に来て食事をしないまま、店から出てきたことがありました。

よく現地人と同じよな格好した方が安全といったことを言われますが、私はタイでは違うと思います。小奇麗で襟のあるシャツを着ていれば、結構よい対応をしてくれると思います。是非、試してみてください!!!

・そこそこ良い暮らしができる

日系企業で月10万バーツくらいであれば、現地採用でも全然稼げる金額です。+ボーナスが少しでも出れば、仮に年間3か月分出たとします。
年間150万バーツだと今のレートで年収600万円くらいです。
もちろんそこから税金は引かれますが、タイの場合所得税と社会保険料750バーツのみになります。

満足

手取り8.5万バーツ(35万円程度)くらいあれば、割と良い暮らしができます。贅沢を言えばきりがありませんが、月2.5万バーツ(10万円)のコンドミニアムに住んで、頻繁に外食を楽しんでも月1~2万バーツ程度は貯めることができます。2か月に一度タイ国内旅行を楽しんだり年1度くらいであれば、日本に帰国することもたいした負担にはならないと思います。

個人的な感覚ですがタイと日本の物価感覚は、3倍程度かなーって思います。日本と同じ生活をしようと思ったら、日本の3倍くらいになってしまうイメージですが、日本に比べると乗り物や、ローカルフードは安い感覚です。洋服、靴、外食などは日本の方が安く感じます。
まあ、そのあたりは臨機応変に対応していけば、満足な海外生活が送れると思います。

正直、もっと早くタイに移住したかったというのが本音です。
今となっては、過去に戻ることはできませんが、30代くらいでタイに来ていたらもっと違った楽しみがあったのではないかと思いますね。(W)

最後までご覧いただきありがとうございます。
また次回もタイ移住関連の話題で、Blogを書く予定です。

また、次回お会いしましょう!
バイバイ。



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