姐御系の人が仲良くしてくれないのはこういうことか、と悟った件。

短くざっくりと備忘録的に書く。

わたしは年上年下問わずだいたい女子っていうだけで好きなんだけど、上手くいかない種類の人たちがいるなー、とは感じてた、若い頃から。その共通点を考えると、割りと姐御肌タイプというかさばさば勝ち気系、みたいな感じの人だと思う。なんていうか、一見ウマが合いそうなんだけど向こうが仲良くしてくれないというか苦手そうに素っ気ないというか、今ひとつ仲良しになれない感じがある。

今身近な人でそういう人がいて、んー何がこう距離を縮められないのかなー、何でいまいち仲良くしてくれないのかなーと、その人の全体像を掴みかねていたんだけど、今日何となく分かった。若い女子の友人と飲んで。

その人は若い男子女子交えたグループのリーダー的存在なんだけど、そのグループの飲み会でその若い女子に「何で結婚しないの」「結婚できない人って、いつまでもうだうだやってるじゃん」「結婚して子供生むと楽しいよ」「君が結婚して幸せになる姿をわたしに見せて欲しい」といった趣旨の詰め寄りをしたそうだ、酔っぱらってね。

まあ彼らの関係性の中のことだから一概にどうこう言わないけど、あー相容れねぇなぁ、と思った。

若い人たちが意欲的に活動してるよねという外部評価、地域に新しい風を興す的パブリックイメージ、さばさば感、熱意?でも接すると感じる不思議な素っ気なさ、え、ツンデレ?表現形だけストレートじゃないアレ?いろいろ噛み砕けなさをずっと感じてきたけど、ひょっとして噛み砕く必要なかったんじゃ。

これの「花嫁行列」、これも噛み砕けなかったのだけど、これだけ堂々と若い子に「結婚しなよ!」ができるんなら、疑問は持たないかも、伝統の、結婚という、システムに。

何となくだが、彼女の新しさは、ヒエラルキーのトップに年の行った男性を置かない、というところにあったんじゃ。でも階層構造自体はそのままに存在してるので、わたしのようにその階層のどこに置いたらいいのか掴みかねるような存在は、まあ持て余すわな。と思った。彼女わたしより年下だから、わたし相手に結婚できない人はダメだの離婚した人はダメだの言えないだろうし、というか、そう発言することでわたし相手に影響力を行使できない、という感じかな?すごい効かなそう。

ほんとに何となくだけど、姐御系の人がわたしを苦手っぽく感じてるような感じのよそよそしさで接してくるのは、その影響力の行使できなさそう感に多くを依っているのかも、という気がしてきた。

わたし、物事を決めるのに人に殆ど相談とかしないで、決めてから報告するタイプだし、人に対しても基本的に、よく考えて自分で決断しようよな、としか言わないな。幸せも万人共通じゃないし、自分にとっての幸せを自分で考えるしかないのだし。そしてわたし、集団行動苦手なんだよね。人嫌いじゃないし社交的な方だと思うしどこにでもどんどん出掛けて参加する方だけど、集団や組織に帰属するのが苦手だ。そういうところが相容れないんだろうな。わたしが彼女らを掴みかねるように、彼女らもわたしを掴みかねるのだろう。

多分、姐御系の人たちがやってることは、日本に従来あまりなかった属性の人たちがやるから一目置かれる感じの力の行使と支配の一種なんだろう。

一回チョコレートくれてやさしくしてくれたことあるから、あれ、よそよそしく感じるのってこっちの誤解かな、何かのバイアスかな、と思ってたんだけど、まあもういいか。こう、特に仲良くしようとしなくても。仲良くできる手掛かりがある筈、と頭を捻らなくても。仲良く、っていうのは心情的に、ってことね、特に現時点で活動に接点がある訳じゃないから、フリーランスだし。

いやーむしろ、トーコさん一緒におトイレ行こ!とか誘われたら、俄然仲良くなっちゃうけどね、トーコさんには女子同士で群れるようになって欲しくないんだよ、とか飲み会で説教されるよりは。ていうか、女子の連れション嫌い派っぽい感じの人が結婚力説にちょっと驚いたけど、まあそういうのどうでもいい人は、何も言わず勝手にふらっと便所に行ってるだけだから、既に。わたしは便所、一人で行くのも連れだって行くのも、嫌いじゃない。

アマゾンギフト券を使わないので、どうぞサポートはおやめいただくか、或いは1,000円以上で応援くださいませ。我が儘恐縮です。