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それは「エフィカーの低さ」と「過去思考」が原因でした! ~後輩君との会話で得た気づき~

かつての僕を見ているようでした。

おはようございます!
とこま(tokoma)です!

苫米地式コーチング認定コーチ取得に向け
日々学びを深めております!


今回紹介をさせていただく本はこちらです。

『「組織が結果を出す』非常識でシンプルな仕組み」
田島大輔・久野和禎 共著、苫米地英人 全面監修
出版社 ‏ : ‎ 開拓社 (2017/8/27)

僕のnoteでは、何度も紹介をさせていただいております。
昨日、あらためてこちらを読み返してみました。


読み返すきっかけは、後輩君の発言です。

先日、仕事終わりに超久しぶりに会社の方と食事をしました。そこに同席していた後輩君の発言が気になっていました。なぜなら、彼の口から出る言葉の端々にネガティブなものを感じたからです。

それが気になっていました。こちらの本を読んで、彼の発言の原因と課題が分かった気がします。


それは

エフィカシーの低さ

そして、そのさらなる原因が

過去思考


この本の中に出てくる主人公も同じでした。
後輩君と重なってしまいました。

後輩君のネガティブな発言は、本人の「エフィカシーの低さから来ている」ことであり、その基は「過去に囚われて現状を縛っている」ということに気づいてしまいました。

ですので、エフィカーを上げること、そして上げるために過去思考から未来思考へシフトすること、

ここのマインドを変えることで課題が解決されると考えています。



本格的に&正式にコーチングをするには契約書を結ぶ必要があります。

しかし、今回はそれ抜きで(僕もまだ苫米地式コーチング認定コーチ(補)ですし)、現在学んでいるコーチング的アプローチを使って彼に気づきを与えたいと考えています。

彼のために、そして彼に続く次の世代の人のためにも、このまま放っておくわけにはいかないと思っています。
余計なおせっかいなのかもしれませんが・・・



どのようにエフィカシーを上げていくかは相手によって異なります。

ですが、ヒントはこちらの書籍『「組織が結果を出す』非常識でシンプルな仕組み」にありますので、少し引用させていただきます。


まずは、エフィカシーについて

エフィカシー (Self-Efficacy)とは、少し回りくどい言い方ですが、自分が設定したゴールを実現する能力が自分自身にどれだけあるか、その自己評価の度合いを意味します。つまり、設定したゴールを実現する能力が自分にあると強く信じる人は「エフィカーが高い」ということになります。
『「組織が結果を出す」非常識でシンプルな仕組み』より


エフィカシーを上げるヒント

どんな人でも組織でも常に今よりエフィカシーを上げる、つまり自己評価を高めることでができます。その方法にはさまざまありますが、組織において日常的に行えることをひとつ紹介しましょう。
それは「自分と周囲の人たちをの良いところを常に見つける」ことです。
『「組織が結果を出す」非常識でシンプルな仕組み』より

さらに「それを言動で表現しましょう」とすすめています。

私たちの無意識は「自他の区別」がありません。
他人に対して評価を高めるような言動を心がけると、自分の評価を高めることにつながります。

それを習慣化することで、自分自身のエフィカシーはもちろんのこと、他人のエフィカシーも上げる人になれます。


次に「過去思考」から「未来思考」について

現在の状況によって過去の解釈はいかようにも変わります。この時間軸を未来にずらして考えると、未来をどう描くかによって現在が決まると考えられるはずです。

ー 中略 ー

未来の自分がどうなるかは誰にもわかりません。しかし、未来の自分が分からないということは無限の可能性があることをの裏返しであり、未来を自由に設定してよいということでもあります。未来の自分に無限の可能性を感じれば現状の外側にあるゴールが設定しやすくなるでしょう。過去を基準とする「過去思考」から未来を基準として考える「未来志向」に切り替えると、あらゆる可能性が見えるようになるのです。
『「組織が結果を出す」非常識でシンプルな仕組み』より

自分が描いたゴールを実現した未来の映像からイメージすることをすすめています。

「こうあったらいい」「こうであって当然」と思うレベルにまで現在進行形で繰り返しイメージする。それが自分自身の未来を自分で選び、表現していくことなります。



といった感じで、これを書いている僕ですが、かつての僕も同じようにエフィカーが低く、過去思考的な発言をしていたなあ、と懐かしく思っています。

おかげさまで、現在はその当時よりエフィカシーが上がり、未来思考にシフトした、という自信はあります。

今は当時の僕を悲観的にも思っていません。
むしろ、「だからこそこの後輩君の気持ちも理解できるのかもしれない」と、「これもよい経験だった」と捉えています。


こちらの書籍『「組織が結果を出す」非常識でシンプルな仕組み』は、会社組織に属される方必読の書だと個人的には思っております。

さらにコーポレート・コーチング的アプローチを知りたい方はお手に取っていただければと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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