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35歳の妊活チェック

専業主婦の家庭で育った私は、母親みたいになりたいのではなく、自分の足で立ちたい、そのために選択肢を多く持ちたいと思い、進学や就職を自らの意志で選択してきた。

仕事や趣味に没頭して、あっという間に35歳を過ぎたとき、ふと思った。

「自分は何歳まで子供を産めるのだろうか?」

仕事もプライベートも非常に充実しており、お金の不安もない。
ただ、漠然と、「自分のためには十分に生きた」とか「誰かのために生きたい」と思うようになり、今まであえて遠い存在においていた「子供を授かり親になる」という選択肢が一気に現実味を帯びてきた。

そこでまずは、自分の身体の現在地を把握することからスタートをした。

卵子の数は減る一方?!

まずはインターネットで情報収集。

女性の一生において作られる卵子の数は生まれる前からすでに決まっており、生まれてからそれが増えることはありません。女児が胎内にいるとき卵子の元となる卵母細胞が作られ始め、ピークは妊娠5か月頃でその数は600~700万個に達します。そこから急速に減少していき、出生時には200万個、排卵が起こり始める思春期頃には30万個にまで減少します(この卵子の急激な減少のメカニズムは解明されていません)。37歳を過ぎるとその数は25000個まで減少し、50歳前後で1000個以下となり閉経を迎えます。これらのうち、生涯にわたり排卵する数はわずか400~500個(1%以下)です。

はらメディカルクリニック

インターネットで上記情報を調べ、まずは卵子の数が増えることも質が上がることもないことを確認し、ショックを受ける。
すぐに気を取り直して、残りの卵子を確認する検査をしてくれるクリニックを探し始めた。

ブライダルチェックとか妊活チェックとか

検索をしてみるとすぐにブライダルチェックなど名称がつけられたパッケージ検査がたくさんヒットする。
内容も価格も全然違うので、選ぶポイントとしては、
「AMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)」という血液検査が卵巣年齢を知る検査になるので、それを受けられるクリニックであることだ。

悩んだ末、私は、

恵比寿ウィメンズクリニックの妊活チェック

を受けた。

選んだ理由は
・ホームページの説明がわかりやすかったこと
・人生設計のために予め検査をしたいというニーズに対応していた(未婚歓迎)
・アクセスの良さ

あたりで、18,000円で下記5項目をやってもらえた。

①超音波検査
②下垂体ホルモン検査
③甲状腺検査
④クラミジア検査
⑤卵巣年齢(AMH検査)

結果は、、

年齢平均よりも少なめの数値なので、38歳頃までに頑張ってみてください(当時35歳)

とのこと。。

そう言われたとき、余命宣告をされたようなショックを受けつつも、今後の自分の過ごし方に大きな影響を与えるきっかけとなったことは間違いない。

その後、しばらくしてパートナーとは避妊せずするようにしていたが、授かることなく1年が経ち、本格的に妊活を始めることになる。

通える距離にあるレディースクリニックに行くことにしたのだが、最初の問診で聞かれたのが
「AMH検査を受けたことがあるか?あればその数値を記載」とあったので、
予め受けておいて間違いない検査なのだと思う。

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