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旅ログ048 東村山〜東所沢

東村山(ひがしむらやま)の鉄道駅をくぐって東側に出ると、有名な喜劇俳優の像が立っていた。

この地の出身なんだろうか。
残念ながら彼は、ここ数年の流行り病で亡くなってしまったらしい。

今年も1年で1番昼の長い日が近い。
今日はとても暑い。
北東へ進んだ。
街道沿いには洒落た小さな店が多い。

しばらく進むと、柳瀬川(やなせがわ)という川に出会った。

水が澄んできれいだったが、残念ながら川沿いには道がなかった。
川の北側の住宅地を歩いた。
すると今度は森に出会った。

森の中は急に涼しい。
ずっと森の中を歩いていたいくらいだが、とても小さな森だった。
草木がよく手入れされ、何か生き物を捕獲するためだろう罠が仕掛けられている。

森を抜けたあとは、柳瀬川から離れてしまったようだ。
次に水音を聞いたのは、別の川だった。

空堀川(からぼりがわ)。
これまで何度か出会った水の少ない川(旅ログ035/047)だ。
季節のせいか、下流だからか、今日はわりと水がたくさん流れている気がする。
ここは川沿いに歩道があって、しばらく歩くと別の川が勢いよく流れ込んできていた。

方角的にこれは柳瀬川で、ここで空堀川と合流しているんではないだろうか。
そういった表示はは見つからなかったけれど。

やがて私は川を離れ、崖のような急な坂道を登った。

そして幾何学的装飾が美しい「東所沢(ひがしところざわ)」の鉄道駅で旅のログを終えた。

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